太田記念美術館

人物・団体ページへ

本

小原古邨 花咲き鳥歌う紙上の楽園

太田記念美術館

☆
☆
☆
☆
☆
レビューを書く 

基本情報

ジャンル
：
アート・エンタメ
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784808711290
ISBN 10 : 480871129X
フォーマット
：
本
出版社
：
東京美術
発行年月
：
2019年02月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
日野原健司 ,  
追加情報
:
１４３ｐ；26

内容詳細

知られざる花鳥画の絵師、小原古邨。その全貌に迫る。

目次 : 第１章　明治期の古邨（花樹と鳥/ 月下の鳥/ 雨に濡れる鳥/ 鳥の家族・つがい/ 雪景色のなかの鳥　ほか）/ 第２章　大正・昭和期の古邨（鳥/ 季節の情景/ 豊邨落款の作品）

【著者紹介】
日野原健司 : １９７４年千葉県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。現在太田記念美術館主席学芸員、慶應義塾大学非常勤講師。江戸から明治にかけての浮世絵史、出版文化史を研究（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
レビューを書く

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • pohcho さん

    読了日：2025/05/27

    先日行った美術展を思い出しながら鑑賞。眺めていると気持ちが落ち着く画集。「鷹と温め鳥」の温め鳥とは、冬の寒い朝に鷹が小鳥を捕まえて自分の腹部を温めること。翌朝、鷹は小鳥を放すが、温めてくれた小鳥に報いるため、その日一日、小鳥が飛び去った方向には狩りに行かなかったそう（いい話）交喙（いすか）や鷭（ばん）など、知らない鳥が出てくるのも楽しい。

  • ジョンノレン さん

    読了日：2025/05/12

    友人が先日太田記念美術館で小原古邨展を見てきたとのこと。コロナ前に同展を鑑賞し息を呑みすっかりファンになっていたが、コロナ禍もあってか同美術館が休館か閉館？かという話を聞いて残念に思っていたがまた古邨展実現との事で嬉しく思いかつての図録を引っ張り出して全ページ鑑賞。古邨の原画もさることながら、彫師と摺師の技術の高さにも圧倒される。やはり好きだな古邨。

  • 内島菫 さん

    読了日：2021/06/06

    鷹が雀で腹を温めている「鷹と温め鳥」と、狐が蓮の葉を被って二足歩行のような踊りを披露している「踊る狐」が、どこか空想的でありながら静謐さと落ち着きを感じるところが面白い。先人の絵をお手本にしている部分もあるが、古邨のあたたかい眼差しを通して描かれた鳥たちの佇まいには、鳥としての確かな存在感がある。特に雀や烏、鳩といった特別ではない身近な鳥たちの、可愛らしくユーモアがあり、擬人化ではなくあくまで鳥としての意思を持っている姿は見ていて飽きない。

  • 冬見 さん

    太田記念美術館での展示が素晴らしかったので購入。今まで花鳥画はあまり興味がなかったけれど、とても良かった。新しい目を開かれた心地。印刷が綺麗でコラムもおもしろいのでおすすめ。ただ月並みなことを言うと、ぜひ本物を生で見てほしい……。版元や判型の話など、疑問があったことへの答えがいくつかあったのでうれしい。

  • 石油監査人 さん

    読了日：2020/01/08

    小原古邨（おはらこそん）は、明治時代末から昭和初期にかけて、活躍した浮世絵の絵師。花鳥画を得意とし、特に鳥を題材にした版画作品を多く残している。木版画とは思えないような美しい色彩と繊細な描写が特徴的。描かれた鳥や動物は、自然の持つ生命力や躍動感に溢れていて、日本的な詩情を感じさせてくれる。海外での評価は高く、コレクターも多い。ロートレックやモネ、クリムト、シーレなども彼の作品を収集していたという。日本では長く忘れられた存在だったが、平成３０年の個展開催を契機に、人気が高まっている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

アート・エンタメ に関連する商品情報

おすすめの商品

CD・DVD・レコード・本・ゲームを売るなら
HMV宅配買取