75歳、油揚がある

太田和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784750517445
ISBN 10 : 4750517445
フォーマット
出版社
発行年月
2022年06月
日本
追加情報
:
196p;18

内容詳細

80歳への積極宣言。明るい色の服を着る。いい音楽や芝居をめでる。ひとりで小さな旅に出る。深く濃く、「今日」を味わうために居酒屋作家の楽しい老年案内。

目次 : 1 いまの自分を楽しもう(七五歳の宣言/ 着るものの変化/ コロナ禍の日常 ほか)/ 2 続けたら見えてきた(テレビ番組づくり/ 居酒屋を応援する/ 音楽効果 ほか)/ 3 生きる実感を求めて旅へ(盛岡のオニオンそば/ 京都の中島みゆき/ 松本の同級生再会)

【著者紹介】
太田和彦 : 1946年中国・北京に生まれ、幼少より長野県松資生堂宣伝部制作室のアートディレクターを経て独立。2001年から08年、東北芸術工科大学教授。本業のかたわら日本各地の居酒屋を訪ね、多数著作を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のぶ さん

    タイトルにあるとおり著者の太田和彦さんは75歳になった。若い時は資生堂のデザイナーとして活躍し、今はデザインの仕事をしながら居酒屋探訪家としてテレビにも出演しているが、そんな太田さんが余生を消化試合にしてしまってはもったいないと、自身の人生哲学を語った一冊。一例が、明るい色の服を着る、いい音楽や芝居をめでる、ひとりで小さな旅に出る等、うなずけることばかりで、自分もいずれ来るそんな時代に対して大いに参考になった。いつもの居酒屋の話題は載ってはいるが控えめで、太田さんの知らない一面を見る事ができた。

  • コチ吉 さん

    前作「70歳、これからは湯豆腐」に続く。前作の方丈記に対して本作を徒然草と称したのは、太田さんなりの心境なのだろうが、まだ還暦ちょっとの私にはよく分かりません。エッセイと旅日記からなり、含蓄と味わいのある、文字通りの美味い文章が綴られる。「哀しい思い出」と「老人の智恵」が印象深い。

  • DEE さん

    以前住んでいた場所の近くに太田さんの事務所があり、たまにすれ違ったりしていた。日本全国の居酒屋巡りを生業としている太田さんにとって、コロナ禍での移動制限は大変だったろう。だからというかネタ切れ感はやはり否めない。それはそれとして皆さん後期高齢者の域に差し掛かり、終わりを見始めた発言が目立つ。仕方ないとはいえ寂しいよな。

  • りょう さん

    シーナワールドで、奴隷の太田と言われていた方が、この本のデザインなどをやって、居酒屋さんの研究?をしてる方。人生の豊かさ、楽しみを体現してくれてて、まだまだこのさきも楽しみだわ。

  • ワッツ さん

    70歳、湯豆腐の続編というか実践編。70歳では内に籠りかけた太田さん。75歳にして、逆にアクティブになる。元気な内にやれることをやっておこう。ということで、コロナ禍なんのその、大好きな盛岡、京都、故郷松本の旅でこの本は終わる。前半の随筆も良いが、後半の紀行文が素晴らしい。流石は居酒屋探訪家の最高峰と舌を巻く。そして相変わらず元気な太田さんを見ると、こちらも活力が湧いてくる。

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太田和彦

1946(昭和21)年生まれ。グラフィックデザイナー、作家。東京教育大学(現・筑波大学)卒。資生堂宣伝制作室を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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