月の下のカウンター 小学館文庫

太田和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784094068979
ISBN 10 : 409406897X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
追加情報
:
315p;15

内容詳細

「私の気に入りの東京の居酒屋に連れ出し、父子で一杯やりたい、それを父の思い出にしてもらいたいと思うようになった。ところが、そのうちにと構えている間に、突然の体の不調で(中略)酒は少しは飲めるものの、もはや外出はできなくなった。そして一生を終えた。このことは私の一生の悔いとなった。」(あとがき「父と居酒屋」より)。遠く過ぎし日々を思い、教師だった父や錺細工職人だった祖父に想いをはせるエッセイと、さまざまな雑誌で執筆したコラムを収録。平成22年に刊行された単行本『月の下のカウンター』に、新たに12編を加えて文庫化した。

目次 : 1章 星屑の町(場末の酒場にて/ “オールドなにわ”を訪ねて ほか)/ 2章 東京の灯よいつまでも(銀座の酒場を歩く/ 新橋、魅惑の居酒屋地帯 ほか)/ 3章 あの丘越えて(盛岡の居酒屋の豆腐/ 信州の納豆で育った ほか)/ 4章 山小舎の灯(大学だより/ 月の光 ほか)

【著者紹介】
太田和彦 : 1946年北京生まれ。デザイナー、作家。資生堂宣伝制作室を経て独立。元東北芸術工科大学教授。本業のかたわら日本各地の居酒屋を訪ね、多くの著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • のぶ さん

    太田和彦さんの本を読むのは40冊目。ほとんどすべてが居酒屋探訪か旅の本。よく飽きずに読んだと思うが、不思議とマンネリだとは思わない。それだけ好きなのだろう。本書は本の雑誌社から出た同名の本に、未収録のコラムやエッセイを加えたもの。前半から居酒屋の話題が満載で、よくこれだけの店を回れるものだと改めて感心するが、内容は深く、憧れる世界が満載だった。後半に太田さんの生い立ちから現在までの事が記されているが、過去の著作で、これだけお父さんや、他の家族の事に触れているものはなかったので、興味深く読む事ができた。

  • 犀門 さん

    No.035★★★☆☆昔の『居酒屋研究会』辺りの本からは沢山情報をメモして残しているが、もうその気力もなし。淡々と居酒屋話を楽しみつつ、太田さんの来し方を感慨深く読む。

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太田和彦

1946(昭和21)年生まれ。グラフィックデザイナー、作家。東京教育大学(現・筑波大学)卒。資生堂宣伝制作室を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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