大人の居酒屋旅 新潮新書

太田和彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784106110368
ISBN 10 : 4106110369
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

「呑んだ、食べた、うまかった!」と仲間で騒いだ若い頃の居酒屋巡りももちろん結構。しかし、歳を重ねた身には一人旅こそ快適。あるのは誰気兼ねなく好きに過ごせる時間だけ。口開けまで、と気になった美術館を巡り、名所の碑文・銘文をじっくり眺め、常連ばかりの喫茶店で一休み。そうして土地をより深く知ったのち、これと決めた名店でやる一杯の美味さよ―孤高の居酒屋評論家がたどり着いた居酒屋旅がここに。

目次 : 白鷺城の昔日の客―姫路「プロレタリア酒場」 湯どうふ/ どっぺり坂の寮生たち―新潟「酒亭 久本」 干しカレイ焼き/ 風になる口笛―盛岡「海ごはん しまか」 どんこ丸焼/ 鋳物の町の大仏―高岡「酒蔵 盛盛」 かぶら寿し/ ふるさとの古書店―松本「きく蔵」 馬刺/ 信濃の国の歌人―松本「満まる」 雑きのこ/ 藤村の青春の碑―仙台「一心」 活きボタン海老/ 弁天島の舞ちゃん音頭―浜松「娯座樓」 生シラス/ 舞子の浜の歌詠み―明石「たなか屋」 煮穴子/ 港都文学の誕生―神戸「ばんぶ」 春キャベツ/ VIKINGの世界―神戸「すぎなか」 甘海老の醤油漬/ けんかえれじいと桃太郎―岡山「小ぐり」 ちんたい貝浜焼き/ 望郷の歌―鳥取「ファルケンシュタイン」 ジャーマンポテト/ 太宰治と珈琲―弘前「土紋」 いがめんち/ 小泉八雲と川端の居酒屋―松江「やまいち」 宍道湖七珍/ 墨堤の桜―浅草「ぬる燗」 メバチ鮪赤身漬け/ 文人をたどる―鎌倉「企久太」 カワハギ/ 清方と鏡花―鎌倉「よしろう」 湯たら/ 母をたずねて―長崎「こいそ」 きびなご/ 偉人の銅像―高知「黒尊」 鰹の塩たたき〔ほか〕

【著者紹介】
太田和彦 : 1946(昭和21)年生まれ。グラフィックデザイナー、作家。東京教育大学(現・筑波大学)卒。資生堂宣伝制作室を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • オールド・ボリシェビク さん

    著者はグラフィックデザイナーだが、「居酒屋評論家」としても活躍する。日本全国、津々浦々の居酒屋を訪ね、多くの著書をものしてきたが、今回は文学的傾向が強め。碑文などを見て歩き、疲れた後に入る居酒屋で一杯やる。店主とは顔なじみだ。良いなあ、そんな旅と思わせる。しかし著者もすでに78歳。いつまでそんな旅ができるのだろうと余計な心配もしてしまった。

  • ふくちゃん さん

    電車の中などで気楽に読もうと購入、などと書くと失礼かな。家の中では酒に誘われてしまいますので。ぬる燗、試したことがないことに今更気づくけれど、対応してくださるお店があるかな。かな、ではなくて今の地で日本酒をまっとうに提供する店に通ってないんですね。あらためないといけません。小説といえば推理小説しか読まないので、文学の知識がついていけませんでした。でも受験勉強みたいに覚える気はしないし、どうしたものか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

太田和彦

1946(昭和21)年生まれ。グラフィックデザイナー、作家。東京教育大学(現・筑波大学)卒。資生堂宣伝制作室を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品