憲法九条の「損」と「得」 日本の大きな分岐点 憲法改正・国民投票まで、数年

太田光 / 中沢新一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594083762
ISBN 10 : 4594083765
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
197p;19

内容詳細

残すか?変えるか?投票結果は、変えられない。『憲法九条を世界遺産に』続編刊行!

目次 : 第1章 憲法は、時代に応じて変えていくべきもの(ブレグジットの教訓/ 混乱しているイギリスは正しい ほか)/ 第2章 憲法九条と共鳴する日本の「伝統」(深いところでつながっている、戦前の思考と憲法九条/ 「原発=悪」と「戦前=悪」の共通点 ほか)/ 第3章 日本人の心性と響き合う、天皇の制度(「天皇制」と「日本国憲法」と「日本人の心性」は相性がいい/ 「白黒つけない」という国民性 ほか)/ 第4章 「中空構造」の日本と、憲法のあるべき姿(今、世界の「日本化」が起ころうとしている/ 安倍さんの中にある、日本人の「いい加減」さ ほか)

【著者紹介】
太田光 : 1965(昭和40)年埼玉県生まれ。日大芸術学部中退後、田中裕二と1988年に爆笑問題結成。1993年NHK新人演芸大賞、1998年ゴールデン・アロー賞芸能賞、2006年芸術選奨文部科学大臣賞、放送部門などを受賞

中沢新一 : 1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。現在、明治大学野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。チベットで仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • yutaro sata さん

    あとがきに記されているように、以前ほど憲法改正の緊張感がなくなったなかでの対談ということもあり、憲法九条についての本というよりは、それを含む日本論、日本人論になっているという印象。だがそれでもとても面白い。河合隼雄さんの中空構造の概念が日本人の心性にぴたりと来るという話は自分の中でもう少し深めてみたいところ。お笑いが日本文化の中でものすごく重要な位置を占めるのは、物事を揺り動かす存在こそが大切だからで、その役割は天皇もまた芸能者として担っているという話などがある。

  • ま さん

    前作は読んでないけども図書館で手に取った。憲法は言うまでもなく国の最高法規。なのでついつい憲法が一番下の土台というか、そのさらに根っこまでは考えが及ばないもの。しかし憲法は国の成り立ちとか国民性と不可分だなと思わされる。もう冷めちゃった感はあるが、本気で憲法改正するんならこの辺意識せざるを得ない。あえて曖昧さを残しておくのも多分一つの法技術ってことはあるんだろう、特に憲法の場合は。ただ中沢氏のいう中空構造はもう一つよく分からなかったけど。

  • takao さん

    ふむ

  • Kadwaky悠 さん

    「憲法九条を世界遺産に」の続編的対談。コロナの騒動が起こる少し前に出たものだが、この頃の安倍政権は憲法改正について、自衛隊の存在が憲法違反だから憲法に加えたい、という当初言ってた「戦後レジームからの脱却」よりなんだかかなりショボい理由になっていた。でもね!日本の同盟国アメリカでさえも常備軍は違憲状態という捉え方もあって、それだったら、別に是が非でも改正して自衛隊を合憲化する必要が本当にあるのかってことを、もう少し冷静に議論したほうがいいんじゃないかなと。自民党の悲願とは一体何なんだろうなあ、とつくづく思う

  • 活字@れつだん先生 さん

    太田光が中沢新一に思うことをぶつけた前作とは異なり、中沢新一の演説に太田光がちょこちょこ喋るだけ。また中沢新一の演説がつまらない上に同じことの繰り返しで、太田光も大したことを言っていない。相手が太田光である必要性がない。前作はとてもよく記憶に残ることばもあったが、これは読むだけ時間の無駄だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品