Product Details
ISBN 10 : 4041099129
Product Description
Content Description
「恥の多い生涯を送って来ました。自分には、人間の生活というものが、見当つかないのです」青森の大地主の息子であり、廃人同様のモルヒネ中毒患者だった大庭葉蔵の手記を借りて、自己の生涯を壮絶な作品に昇華させた太宰文学の代表作品。「いまは自分には、幸福も不幸もありません。ただ、一さいは過ぎて行きます」ほかに、家族の幸福を願いながら、自らの手で崩壊させる苦悩を描いた「桜桃」も収録。
【著者紹介】
太宰治 : 1909年(明治42年)、青森県金木村(現五所川原市)生まれ。本名、津島修治。東大仏文科在学中に非合法運動に従事し、やがて本格的な執筆活動へ。1935年、「逆行」で第1回芥川賞の次席となり、翌年には処女作品集『晩年』を刊行。以後「走れメロス」「斜陽」など多くの佳作を執筆。「人間失格」を発表した1948年、玉川上水に入水し、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ナイスネイチャ
読了日:2015/08/01
kaizen@名古屋de朝活読書会
読了日:2012/05/01
優希
読了日:2016/10/25
けいご
読了日:2021/04/04
優希
読了日:2019/08/14
(外部サイト)に移動します
Recommend Items
HMV&BOOKS online Recommend
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .

