日本語の逸脱文 枠からはみ出た型破りな文法 リベラルアーツ言語学双書

天野みどり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784910292052
ISBN 10 : 4910292055
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
183p;18

内容詳細

慣習的な思考枠は誤った思い込みを呼び、自由な心を押さえつける桎梏にもなりかねません。しかし、パターン化は私たちの日常的な活動の様々な場面で行われており、重要な貢献をする種類のパターン化ももちろんあります。本書で取り上げるのは、言語の生成や意味理解に貢献する、人々の慣習で形成された文法規則、中でも「構文」というパターンです。(はじめに から)

目次 : 1章 文法的に文の意味を考えるとは/ 2章 自動詞文・他動詞文・受身文・使役文の意味/ 3章 逸脱的な「のを」の文/ 4章 逸脱的な「のが」の文/ 5章 「のが・のを」と「のに・ので」の違い―名詞性/ 6章 文の理解と意味の創造―類推とは何か

【著者紹介】
天野みどり : 筑波大学博士課程大学院文芸言語研究科、その後、同大学より博士(言語学)取得。新潟大学、和光大学を経て、大妻女子大学文学部教授。専門は、日本語学(文法論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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