中華人民共和国史 岩波新書

天児慧

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784004306467
ISBN 10 : 4004306469
フォーマット
出版社
発行年月
1999年12月
日本
追加情報
:
18cm,207,15p

内容詳細

「中華人民共和国」建国宣言から半世紀。文化大革命の激動を経て中国は今、市場化、改革開放路線へと大きく踏み出した。この五〇年、何が変わり、変わらぬものは何だったのだろうか。現代中国政治研究の第一線に立つ著者が、国際関係の視角を取り入れながらこの巨大な隣国の歩みをあとづけ、未来をさぐる―初めてのコンパクトな通史。

目次 : 第1章 人民共和国前史と新国家の誕生/ 第2章 社会主義建設の模索/ 第3章 プロレタリア文化大革命/ 第4章 曲折する近代化への転換/ 第5章 改革開放路線と天安門事件/ 第6章 脱〓(トウ)小平と富強大国への挑戦

【著者紹介】
天児慧 : 1947年岡山県に生まれる。1981年一橋大学大学院博士課程修了。専攻は中国政治、アジア現代史。現在、青山学院大学国際政治経済学部教授、アジア政経学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • おらひらお さん

    1999年初版。戦後の中国の歩みを概観したものです。革命には犠牲がつきものであること、権力者の威を借りるものは、その喪失により、自らの地位も失うことなどを再確認。毛沢東のカリスマ性が怖いです。新版も最近出ているようです。

  • ジュンジュン さん

    49年の建国からちょうど50年後の1999年刊行の本書は、その半世紀を概観する。新書という性質上、文革や天安門事件なども比較的さらっと触れている感じだが、90年代を扱う最終章に現代に通じる萌芽がみえて面白い。

  • 本命@ふまにたす さん

    「中華人民共和国」の歴史をコンパクトに解説する。70年代以降に約半分のページが使われているのと、ほぼ政治史的な記述で占められているのが特徴か。そういう意味で、扱うトピックは限定的だが、簡潔にまとまっている印象は受ける。

  • subuta さん

    清朝末期から1990年代末までの中国の歴史について、概略を知ることが出来た。一度ならず失脚しながらも政治中枢に返り咲き、経済発展を推進するケ小平の存在が特に印象的だった。

  • よし さん

    中華人民共和国成立後の流れがよくまとめられているように思う。現実派で実務に長けたケ小平の頭を押さえつけた毛沢東の強権政治に始まり、毛沢東後に実権を握った華国鋒に対するケ小平の鮮やかな反撃。ケ小平後を担うはずだった胡耀邦の悲劇。行き過ぎた民主化を嫌ったケ小平から江沢民が突如抜擢されるまで。ものすごい紆余曲折だなぁ。

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人物・団体紹介

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天児慧

早稲田大学名誉教授。1947年生まれ。早稲田大学卒業、一橋大学大学院博士課程修了。社会学博士。外務省専門調査員として北京日本大使館勤務、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授等を歴任。専門は、中国政治、東アジア国際関係論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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  • 作成者:望月ハルヒさん