正義の天秤 アイギスの盾 角川文庫

大門剛明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041091982
ISBN 10 : 4041091985
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
352p;15

内容詳細

名門・師団坂法律事務所には刑事事件専門の部署がある。そこに所属する弁護士は元医師の経歴を持つ鷹野を筆頭に、元刑事の人情家、元ニートのゲーマーなど個性派揃い。ある日、彼らの下に無実を訴える男から弁護の依頼が入る。駅のホームから女性が転落死した事件で、検察に自白を誘導され殺人犯にされそうだというのだ。型破りな弁護士軍団が男を守るために授けた秘策とは何か?疾走感抜群の新時代リーガル・ミステリ。

【著者紹介】
大門剛明 : 1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した『雪冤』で2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんたろー さん

    「続編を描いてスッキリさせて欲しい」と1作目の感想で書いたが、見事に応えてくれて嬉しい。第2弾も鷹野の部下4人の目線で描いた4編〜鷹野が主軸になる最終編まで、各々趣向を凝らした事件で「弁護士として、人としての生き様」を考えさせてくれる。チームものとしてだけでなく、笑えるキャラも配置して、やはり「ドラマ原作を狙った?」と思える人物設定だし、最終話の各人が力を合わせる盛り上がりもドラマの最終回を思わせる展開…クライマックスには鷹野の心情が痛いほど伝わってきて大満足。上等なシリーズなので何とか続編も期待したい♬

  • いつでも母さん さん

    正義の天秤(JUSTICE文庫改題)の続編。連作5話。ルーム1のみんな頑張ってる。特に最終話が好い。鷹野和也の矜持。弁護士・鷹野が「被告人は死刑になるべきです」と言うのは鷹野の本心だ。が、鷹野は弁護士なのだ。くぅ〜ここだよね!理不尽に殺害された最愛の人の想いを抱えて、鷹野は生涯この道を行くだろう。

  • ゆみねこ さん

    正義の天秤・師団坂法律事務所シリーズ第2弾。医師の経歴を持つ鷹野を中心に5人の弁護士が活躍する。鷹野の元恋人・雨宮久美子を殺害した犯人との法廷対決は胸に迫るものが。前作ではスッキリしなかったものが今回はすべて明かされてス満足感と共に読了。面白かったです。

  • ★Masako★ さん

    ★★★★ 「正義の天秤」シリーズ第二弾。師団坂法律事務所・ルーム1の個性的な弁護士たちが、それぞれ担当した事件を通して気づき成長していく姿を連作短編の形で描く。どの話も読み応えがあり、面白かった! 特に最終話の「正義の心臓」。医者だった鷹野が何故弁護士になったのか?その理由を知った他のメンバーたちが一致団結し、鷹野の力になろうとする。鷹野の法廷での心の底からの怒りの叫びと、弁護士としての矜恃に心が震えた。一応の決着は着いたが、このシリーズ、メンバーも好感持てるし出来れば続けて欲しい!

  • タイ子 さん

    「JUSTICE」を読んで面白かったので、続編が出ないかと思っていたら読めました。大手法律事務所に所属する鷹野をはじめとする4人の弁護士たちがそれぞれに過去を持ちながら、被告人のため正義を貫くリーガル・ミステリー。鷹野のクールさがたまらん!被告人を弁護して裁判シーンて言うのはよくある話だが、その後に意外な事実が出てくるのが面白いところ。鷹野の一言で弁護士たちの思考回路が変化する。その鷹野も恋人が殺された過去があり、真犯人は未だ不明。鷹野が弁護士生命を懸けて挑む恋人への想い。どんでん返しもお見事。続編希望!

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大門剛明

1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した『雪冤』で2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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