宇喜多秀家 秀吉が認めた可能性 中世から近世へ

大西泰正

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784582477498
ISBN 10 : 4582477496
フォーマット
出版社
発行年月
2020年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
282p;19

内容詳細

若くして豊臣政権の「五大老」に大抜擢された宇喜多秀家。その人物像の再評価を試み、中近世移行期の特徴を浮き彫りにする。

【著者紹介】
大西泰正 : 1982年岡山県生まれ。2007年、京都教育大学大学院修了、専門は織豊期政治史。現在、石川県金沢城調査研究所所員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • MUNEKAZ さん

    同じ著者でちょっと前に角川新書の「宇喜多秀家」本があったよなと思いながら読み始めたが、こちらはより濃い中身というか、前著の応用編という趣き。時代のあだ花的な扱いから昇華し、近世への移行期を代表する研究材料(北条氏や武田氏のような感じでしょうか)に宇喜多氏を位置づけようとする著者の熱意が伝わる。個人的には秀家の出世を通して豊臣政権の独裁性を論じた章が興味深かった。また渡邊大門氏の一連の宇喜多本をけちょんけちょんにしているので、なかなか衝撃を受けたところ。

  • Book Lover Mr.Garakuta さん

    凄く個性的な人だ。

  • はるわか さん

    豊臣政権は秀吉個人の意思と密接不可分。諸大名の地位は秀吉との個人的関係によって浮沈が決まる。それほど優れた能力に恵まれたとは思われない秀家が大老になったのは@宇喜多氏が大敵毛利との死闘を独力で戦い抜き、本能寺の変以降秀吉陣営の最大勢力であったこと、A秀吉の養女婿(豪姫・樹正院・前田利家実娘)であることによる家格上昇、B秀吉との好相性、C秀吉一族(秀長、秀次、秀勝、秀保、秀俊(→秀秋))の死去や淘汰。秀家の家臣団統制は天下人秀吉の指導あってのもの、秀吉の死後崩壊(宇喜多騒動:戸川、岡、花房、浮田)。

  • フランソワーズ さん

    豊臣政権における秀家の特異性の中でも、秀吉と宇喜多が相互補完で毛利戦線を戦い抜いた、そしてそれが後の秀家の立場を規定したというのは説得力がありました。また宇喜多騒動や関ヶ原の戦い後の秀家に関しても執拗と言えるほどに、吟味された史料を読み込むことで、”一般的にはマイナーな宇喜多秀家”の実像を迫っていると感じられました(中でも秀家の人間味を浮き彫りにしたところは興味深い)。→

  • チューリップ さん

    家にあったので読んでみる。宇喜多秀家のやってきた事をまとめた本。武将の中ではマイナーらしくあまり資料もないと書かれている通り著者の別の本でも同じ事書いてあったなと思った。文章は読みやすいので内容が難しいとも思わなかったので武将の入門には入りやすそうだと思った。

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