地獄からの生還 ウェポン・ハンター 角川文庫

大藪春彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041362945
ISBN 10 : 4041362946
フォーマット
出版社
発行年月
2003年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
363p;15

内容詳細

世界中の紛争当事者に武器を売りつける死の商人・星島弘は、会社乗っ取りを企む一味から命を狙われる状況にあった。一味と対抗するために、力を蓄えようとした星島はアメリカへと渡る。そして、ヴェトナム戦争当時、星島が遺体を確認した戦友の名前が、ワシントンの戦争墓碑から削り取られているのを発見した。その戦友はまだヴェトナムで生きているので、彼を見つけ出せという依頼が、星島に届く。ヴェトナムに乗り込んだ星島を待ちうけていたものは、巨大な利権にまつわる大きな陰謀だった。大薮春彦、戦争情報小説の傑作。

【著者紹介】
大薮春彦 : 1935年香川県出身。早大在学中に『野獣死すべし』を発表、鮮烈なるデビューを飾る。その後、『蘇える金狼』『汚れた英雄』等数多くの名作を生み出し、その精力的な作家活動は、他者の追随を許さない。1996年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • とろりんとう さん

    ちょっと解説が多過ぎた。

  • ニミッツクラス さん

    ウェポン・ハンターの3作目で、86年頃が舞台。幾分中弛みの感があった前作に比して、俄然良くなった。主人公星島は周期性四肢麻痺の奇病に苦しんでいる。“死の商人”の影のオーナー星島は腹心のサッターに一服盛られたのだ。この冒頭からの新機軸な展開に先ずは驚く。星島の確実な死を目論む医師や殺し屋が病院を襲う。絶望的な状況の中でも星島はベトナムでの極秘任務を引受ける。先立つサヴァイバル・トレーニングにも殺し屋の手が。任務を全うし、且つ裏切り者サッターを地獄に送り込めるのか。そして奇病の治療法は・・。★★★★☆☆

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人物・団体紹介

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大藪春彦

1935年京城生まれ。早稲田大学教育学部中退。’58年、大学在学中に『野獣死すべし』でデビュー。江戸川乱歩に高く評価された。独特の乾いた文体、過激なアクション、銃や車の精密描写などで一躍人気作家に。日本のハードボイルド史に残る数多くの作品を書き上げている。’96年没(本データはこの書籍が刊行された当

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