今川氏滅亡 角川選書

大石泰史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047036338
ISBN 10 : 4047036331
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
304p;19

内容詳細

永禄三年、海道一の弓取りと謳われた今川義元が桶狭間で横死。氏真が跡を継ぐも、わずか八年余で戦国大名の地位を失う。駿河、遠江、三河に君臨した今川氏は、なぜあれほど脆く崩れ去っていったのか。三州錯乱や遠州〓(そう)劇といった国衆の離叛、その要因となった「家中」の強制的刷新による混乱と弱体化の動向等を丹念に検証。桶狭間敗北や「暗愚」氏真に仮託されてきたイメージを覆し、最新研究から新たなる実像を提示する。

目次 : 第1章 戦国大名今川氏の登場(氏親以前の今川氏/ 「戦国大名」氏親の登場から死没 ほか)/ 第2章 寿桂尼と氏輝(家督継承者と「家督代行者」/ 寿桂尼の位置づけ ほか)/ 第3章 義元の時代(義元の栄華/ 領国西方の維持)/ 第4章 氏真の生涯(“通説”今川氏真/ 離叛する国衆たち)/ 第5章 今川領国の崩壊(氏真の実像を探る/ 氏真の発給文書)

【著者紹介】
大石泰史編 : 1965年、静岡県生まれ。歴史研究家。東洋大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。千葉県文書館嘱託職員等を経て、大石プランニング主宰。2017年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の時代考証を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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