大石学(日本近世史学者)

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一冊でわかる明治時代 世界のなかの日本の歴史

大石学(日本近世史学者)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309722078
ISBN 10 : 4309722075
フォーマット
出版社
発行年月
2024年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
272p;19

内容詳細

維新から不平等条約の改正までの歴史。

目次 : 第1章 新政府による諸改革/ 第2章 自由民権運動の激化/ 第3章 立憲政治のはじまり/ 第4章 海外進出を本格化/ 第5章 大国との同盟と開戦/ 第6章 列強への仲間入り

【著者紹介】
大石学著 : 1953年、東京都生まれ。東京学芸大学名誉教授。NHK大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『龍馬伝』『八重の桜』『花燃ゆ』『西郷どん』等の時代考証を担当。2009年、時代考証学会を設立、同会会長、静岡市歴史博物館館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 相米信者 さん

    日本史上の時代を取り上げるシリーズ。本書は明治時代を取り扱う。「明治時代とは、ただ単純に西洋諸国の技術や制度をとり入れた近代国家が建設されたという時代ではなく、中世・近世の武士の価値観である主君への忠義、古代の天皇を中心した政治体制への回帰など、伝統的な要素が混然として共存する時代」(P.266)と本書で著している。他には、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎と新札の顔も登場しているし、神前式のエピソードが面白かった。近年、反明治維新ブームになっているが、伝統と革新を兼ね備えた明治時代は世界史上の奇跡であろう。

  • たつや さん

    自分の様な無知な人間にとっては、有り難く、面白い一冊でした。江戸幕府から明治政府に変わり、「文明開化」「殖産興業」「富国強兵」をスローガンに掲げ、独自に発展した明治時代は濃厚で面白い時代ですね明治時代の有名人を見ると、お札の肖像になった人が多いですね。

  • Moish さん

    通常、学び直し系の書籍では「日本近・現代史」とひとくくりにされがちなところ、明治で1冊。そのため、聞きなれない人名がわんさか出てきた(初期の内閣の大臣など)ので、読了はしたけれど、覚えられたとは決して言えない。ただ、日本人として知っておかなければならないことが盛りだくさんだった。なぜなら、現代社会における諸問題点のルーツが、明治にあるように思えるから。少なくとも、関連はしている。ということで、次の「大正時代」も読むつもり。まさか「昭和時代」もある・・・?

  • Humbaba さん

    全体を見通せば妥当な判断だったとしても、全ての人がしっかりと情報にアクセスしているわけではないため受け入れられるかどうかはまた別の問題である。国を運営するためには今この瞬間は勿論大切ではあるが、それ以上に将来どうなるかを見通して判断を下す必要がある。一方で国民はそこまで巨視的な視点を持てないことが多いため、結論が受け入れられないという問題が生じてしまう。

  • アッキー さん

    坂の上の雲を読む中で、明治を知るために図書館で借りました。基礎知識学べた。

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