ブルネイでバドミントンばかりしていたら、なぜか王様と知り合いになった。

大河内博

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797672626
ISBN 10 : 4797672625
フォーマット
発行年月
2014年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
382p;19

内容詳細

陣内貴美子さん(キャスター、バドミントン元日本代表)も絶賛!

「バドミントンが国技のブルネイで、ラケット一本を手にしてさまざまな人と出会いながら武者修行していく大河内さん。いろんなことを経験し、ついには「奇跡」を起こしてしまうなんて! バドミントンの持つ力って本当にスゴイ!」(陣内さん)

経産省職員だった私(大河内博)は2005年春、日本大使館の二等書記官としてブルネイに赴任することになった。
世界一の富裕国とも言われるブルネイと日本との架け橋となろうと意気込んだ私だったが、そこに待っていたのはブルネイ独特の閉鎖社会の壁。
「よそ者」には心を開かないブルネイの人々との交渉では挫折の連続、それに加えて、大使館の上司からは陰湿ないじめを受け、家族までが被害に遭い、ストレスがたまるばかり。
「こんなことならばブルネイに来なければよかった」と思っていたあるとき、遭遇したのは、ブルネイのセレブが迫力あるバドミントンの試合をしているシーンだった。
「これは金持ちのお遊びのレベルじゃない! いったいどうしてあんなにうまいんだ?」
びっくり仰天してリサーチをしてみたら、なんとブルネイでは一般庶民からお役人、さらには王族までがバドミントンをやる国だったのだった。つまりバドミントンは国技だったのだ。
この事実を知った私はある「決意」をする。
「こうなったらブルネイ中の人たちととことんバドミントンをしてみせる! それが私なりの『外交活動』だ」
そんな単純な思いつきから始まったバドミントン武者修行の日々を通じて、私は「誰も知らないブルネイ」を知ることになるのだった……。

序章 七つ星ホテルの「奇跡」
第一章 新米外交官、大いに後悔する
第二章 ブルネイ踏んだり蹴ったり
第三章 バタフライ・アンバサダー
第四章 いざ、武者修行へ!
第五章 王様と村人たち
第六章 練習が先か、家族が先か
第七章 元王妃との「再会」
第八章 前歯がない!
第九章 水上のバドミントン
第十章 オスマン殿下との出会い
第十一章 「オグシオ」をブルネイへ!
第十二章 突然の別れ
第十三章 そして王宮へ
第十四章 さよなら、ブルネイ
終章 このままでは終われない

著者略歴
1967年、東京生まれ。日本大学農獣医学部を卒業後、東京農工大学を経て、平成4年、経済産業省(当時、通産省)に入省。情報処理振興事業協会(出向)、米国ヴァンダービルド大学留学、資源エネルギー庁石炭課などに勤務の後、2005年に外務省へ出向、在ブルネイ日本大使館に赴任。2010年に帰国、経済産業省情報通信機器課に勤務。2013年、同省を依願退職し、家族ともどもブルネイに移住。現在はブルネイを中心に日本の企業のイスラム圏への進出をサポート。東アジア・アセアン経済研究センター顧問、日本バドミントン協会国際委員。スマート・シールド・インターナショナル代表取締役。


【著者紹介】
大河内博 : 1967年、東京生まれ。日本大学農獣医学部を卒業後、東京農工大学を経て、平成4年、経済産業省(当時、通産省)に入省。情報処理振興事業協会(出向)、米国ヴァンダービルト大学留学、資源エネルギー庁石炭課などに勤務の後、2005年に外務省へ出向、在ブルネイ日本大使館に赴任。2010年に帰国、経済産業省情報通信機器課に勤務。2013年、同省を依願退職し、家族ともどもブルネイに移在。現在はブルネイを中心に日本の企業のイスラム圏への進出をサポート(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 澄 さん

    バドミントンで王様と知り合いになるというのは外交官とは関係ないような、、、久しぶりに海外で働きたくなった。いい内容です、一読を。

  • hnzwd さん

    経産省官僚だった作者が外務省に出向し、外交官として資源国であるブルネイに赴任した日々を綴った一冊。ブルネイ王国に対してバドミントンという武器で挑み、王族や国全体を動かすまで行く成功談はなかなか痛快。家族との軋轢とかも描いていてリアル。

  • kakoboo さん

    ブルネイに赴任後現地の事なかれ主義的雰囲気や上司からのいやがらせなど人間関係に悩むも、バドミントンを通じて様々な人とつながり、日本とブルネイをつなぐプロジェクトを最終的には手掛けるようになっていくスポーツ外交物語。 と思いきや、最後の最後で思いもよらない展開になっていくのにびっくりしました。 スポーツ外交からの○○○への流れがエネルギッシュで家族の一体感も感じられて少し涙がほろり。 とにもかくにもおもしろかったです。おすすめです。

  • ヨータン さん

    マニアックなタイトルに惹かれて読みましたが、とても面白かったです。全く知らない国に来て、どのように地元に溶け込んでいったらいいのかというのが勉強になりました。やはりスポーツは溶け込むための最強のツールだなと思いました。それにしてもブルネイ人のバドミントン熱ってすごいんですね。

  • ちる さん

    経済産業省の職員がブルネイの大使館で働く話。バドミントはきっかけであり、きっと著者の前向きな明るい性格があっての結果だと思う。自分も頑張ろうと思える良い本でした。

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