ユダヤ人 最後の楽園 ワイマール共和国の光と影 講談社現代新書

大沢武男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062879378
ISBN 10 : 4062879379
フォーマット
出版社
発行年月
2008年04月
日本
追加情報
:
18cm,209p

内容詳細

第一次大戦後のドイツに成立したワイマール共和国。そこには「共生」の理想を掲げ苦闘したユダヤ人の姿があった。ナチの「最終的解決」前夜に咲き誇ったユダヤの栄光を鮮やかに描く。

【著者紹介】
大沢武男 : 1942年埼玉県本庄市生まれ。上智大学文学部史学科卒。同大学院修士課程修了、ドイツ政府給費留学生、1980年ヴュルツブルク大学博士号取得。専攻はドイツ・ユダヤ人史、古代教会史。現在、フランクフルト日本人国際学校理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジュンジュン さん

    最も民主的な憲法を擁したワイマール共和国の末路はヒトラーの登場だった。何というアイロニー。この時代はドイツ系ユダヤ人が最も輝いた時期だったが、その先には迫害、追放、絶滅が待っていた。何というカタストロフィ。本書は戦間期の時代を生きたユダヤ人の希望と絶望を描く。

  • 雲をみるひと さん

    ワイマール共和国時代のユダヤ系ドイツ人の活動、活躍を具体的な人物、その実績を交えて紹介している。ロシア革命、民族意識の台頭、シオニズム、ナチスといったキーワードとワイマール期にユダヤ系ドイツ人の偉人が多数排出され、その終焉を迎えた事実の関連性がよくわかる。ただし、現在のイスラエルや北米のユダヤ社会にどう繋がっていくかにつきもう少し深掘りされていれば尚良かったかと思う。

  • Francis さん

    第一次世界大戦後に成立したドイツ・ワイマール共和国でユダヤ人がどのように活動していたかを記述。ユダヤ人は第一次世界大戦中、祖国ドイツのために積極的に戦争に協力し、戦後はワイマール憲法の制定など政治にも大きく関わり、文化や芸術面でも大いに活躍した。にもかかわらず、ドイツ以外の欧州諸国にも根強くあるユダヤ人への差別意識がナチスの台頭を招き、ホロコーストの悲劇が訪れる。最近ユダヤ人がかつていかにドイツの文化に貢献していたかを評価する動きが出て来ているとのことで、そのことに救いを見出すことができる。

  • ナリボー さん

    6/10 学術的で難しかったがユダヤ人の歴史と迫害の道のりの概観をつかむことが出来た。

  • おらひらお さん

    2008年初版。ワイマール共和国期は各分野でユダヤ人の活躍が顕著であったことを指摘した本です。ワイマール崩壊期には多くのユダヤ人犠牲者が出ていたそうです。ただ、ユダヤ人エリートたちはいち早く将来を予測し、亡命やアメリカへ渡航することができましたが、多くのユダヤ人はドイツに残り、多くの悲劇を生み出すことになります。

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大沢武男

1942年埼玉県本庄市生まれ。上智大学文学部史学科卒、同大学院修士。ドイツ政府給費留学生、ヴェルツブルク大学より博士号を受ける。専攻はドイツ・ユダヤ人史、古代教会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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