雨の狩人 GENTOSHA NOVELS

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344009394
ISBN 10 : 4344009398
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
533p;18

内容詳細

新宿のキャバクラで、不動産会社の社長が射殺された。捜査に当たった新宿署の刑事・佐江と警視庁捜査一課の谷神は、事件の裏側に日本最大の暴力団・高河連合が密かに推し進める驚くべき開発事業の存在を突き止める。だが、ヒットマンらしき男に命を狙われる佐江。死をも覚悟したその時、謎の少女が殺し屋の前に立ちはだかった…。高河連合の「Kプロジェクト」とは何か?プラムと名乗る少女の正体とは?すべての出来事は因果か宿命か?予測不能のエンターテインメント巨編、圧巻の大団円!

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年、愛知県名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年「新宿鮫」で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。94年「新宿鮫 無間人形」で直木賞、2004年「パンドラ・アイランド」で柴田錬三郎賞、14年「海と月の迷路」で吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • sin さん

    反社会的勢力と名付けて暴力団を取り締まっても、そのニッチを埋めるように“かたぎ”という輩がオレオレ詐欺のようなそれこそ反社会的な犯罪を繰り返す。そんな現代社会の入り込んだ有り様をテンプレートにして物語は構成されている。その根底には“罪を憎んで人を憎まず”的な偽善は存在しない。人が罪を選ぶのだ!自分達の権利を声高に主張して他人をないがしろにする風潮がそれを助長する。その反面、刑事という職務にこだわり行動する主人公の頑なな信念こそ潔く美しい。そして最後に職を辞してまで守ったものその一途な生きざまが余韻を残す。

  • はつばあば さん

    久し振りの佐江さんです。官僚の傲慢さがヤクザと国のシステムが結び付くって言う言葉当たっていますよね。大沢さんは私よりお若いけれどしっかりとした洞察力をお持ちです。今、会津小鉄組がみかじめ料云々で逮捕されていますが、知恵の回るヤクザは議員や市長と共にカジノ誘致に手を出してるでしょう。暴力団排除条例が出来たばかりにヤクザの数は減ったろうが昔でいう愚連隊が・・一応カタギと言われる若者がオレオレ詐欺や麻薬などの売買に手を出している。2014年の作品らしいですが4年たった今でもしっかり現実的です。

  • ハラデグミ さん

    佐江の地道な捜査や情報のやり取りに引き込まれる。 すぐに先ごろ通った法案が思い出され、現実味を増し面白かった。 暴力団が数を減らすほど、マークしづらいカタギの犯罪が増え、かえって犯罪が見えにくくなるというのはとても深く印象に残った。

  • ちゃむさん さん

    狩人シリーズは全部読んでおりますが、今作はおもしろかったです。果たして次回作があるのか。ぜひ書いてほしいです。

  • レイラ さん

    ★7

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学中退。’79年に小説推理新人賞を「感傷の街角」で受賞しデビュー。’86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、’91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞と日本推理作家協会賞長編部門を受賞。’94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞を受賞した。2001年

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