罪深き海辺

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784620107417
ISBN 10 : 4620107417
フォーマット
出版社
発行年月
2009年07月
日本
追加情報
:
20cm,498p

内容詳細

財政破綻寸前の小さな港町に正体不明の男が現れ、殺人事件が相次ぐ。隠された悪事、はりめぐらされた罠、裏切り者は誰か…。欲望と憎悪の連鎖から逃れられない人間の闇に迫る。最震撼エンターテインメント。

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年名古屋生まれ。慶応大学法学部中退。79年「感傷の街角」で第1回小説推理新人賞を受賞し、デビュー。86年「深夜曲馬団」で日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞、91年「新宿鮫」で第12回吉川英治文学新人賞と第44回日本推理作家協会賞長編部門、94年「新宿鮫 無間人形」で第110回直木賞、2001年「心では重すぎる」、02年「闇先案内人」で日本冒険小説大賞、04年「パンドラアイランド」で第17回柴田錬三郎賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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大沢在昌の真骨頂というべきか、新境地とい...

投稿日:2009/11/27 (金)

大沢在昌の真骨頂というべきか、新境地というべきか。 薬物中毒者も外国人マフィアも出てこないこの作品は今までの大沢作品には無い新たな色が出ていると思います。 主人公「干場」以外突出したキャラクターも存在せず(唯一「殿さま」くらい)、普通の町で普通の生活を過ごしている人々が、ある男が町にやって来たことにより、坂道を転がり落ちるように色々なことに巻き込まれていくスピード感は圧巻の一言です。 勿論謎解きの要素もあり、ハードボイルドの要素ありと楽しませてくれます。 私は、「北の狩人」を筆頭とする「狩人シリーズ」が好きなのですが、この干場もどこかでもう一度出会いたいキャラクターの一人です。

メタリック さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

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  • タックン さん

    再読。読みやすいけど大沢作品らしいパンチ・インパクトがなくて淡々と話が進みのほほんと柔らかい感じ。何か大きな話になりそうな伏線はあるけど進まないもどかしがあって長く感じた。大沢作品ファンとしては物足りない題材・ストーリーだったのでちょっと残念。

  • むう さん

    大沢さん作品を連チャンで。静かな海辺の田舎町に、ある日一人のよそ者がやって来た…すると次々と不審な事件が連続し、やがて過去何年にも及ぶ怨念、そして黒幕による壮大な復讐劇が徐々に暴き出されてゆく…という、なかなか読み応えのある長編でした^^ 面白くて一気読みでした♪ まあ、細かいところはイロイロありますが(笑)、ストーリーテラーとしての大沢さんをたっぷり堪能できました☆彡 

  • shi− さん

    読みやすく面白かったけど、もっとバリバリのハードボイルドかと思ってた。 ヤクザの人や怪しげなスナック、ちょっとしたチンピラにヤンキー!?達も登場するけど、何か優しい感じ。 最後にえっ!?まさかの展開もあったけど、マイルド大沢さんという感じでした。

  • MarsAttacks! さん

    久しぶりの大沢作品、この本の厚さに二段組みに慄きましたが、読みやすい文章に、丁寧に絵描かれる情景、分かり易い登場人物と面白そうなストーリー展開、でもなぜか読み終わるのに時間がかかりました。ちょっと仕事で疲れ気味のせいかな〜最後の吃驚ネタはともかく終盤にかけての大盛り上がりは面白い作品でした。

  • 三和 良平 さん

    新宿鮫シリースとは趣が違い柔らかな感じ、何か重ったるくてページが進まずやっと読み終えた。

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人物・団体紹介

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大沢在昌

1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学

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