小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない 角川文庫

大沢在昌

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041077559
ISBN 10 : 4041077559
フォーマット
出版社
発行年月
2019年02月
日本
追加情報
:
368p;15

内容詳細

エンタメ小説界のトップを走り続ける著者が、作家になるために必要な技術と作家としての生き方のすべてを公開。受講生の作品を題材に、一人称の書き方やキャラクターの作り方、描写のコツなど小説の技術を指南。さらにデビューの方法やデビュー後の心得までを伝授する。文庫版特別講義ではウェブ小説やライトノベルを含めた今の小説界を総括。いかにデビューし、生き残っていくかを語り尽くす。エンタメ系小説講座の決定版!

目次 : 文庫版特別講義 大沢在昌&編集長座談会「いまデビューができ、生き残っていける新人とは」/ 主要新人賞リスト/ 作家で食うとはどういうことか/ 一人称の書き方を習得する/ 強いキャラクターの作り方/ 会話文の秘密/ プロットの作り方/ 小説には「トゲ」が必要だ/ 文章と描写を磨け/ 長編に挑む/ ぎりぎりまで自分を追い込む/ デビュー後にどう生き残るか

【著者紹介】
大沢在昌 : 1956年、名古屋市生まれ。慶應義塾大学法学部中退。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。その後、86年『深夜曲馬団』で日本冒険小説協会最優秀短編賞、91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2004年『パンドラ・アイランド』で柴田錬三郎賞、10年、日本ミステリー文学大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学賞を受賞。ハードボイルド、冒険小説を中心に幅広い分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Tetchy さん

    恐らく大沢氏にとって最初で最後の創作講座。まず本題に入る前に始まる角川の編集長の座談会で文芸の文庫とラノベ文庫を受け持つ編集者がそれぞれ出席しており、いわゆる売れる作品に関する定義が異なるのが面白い。そんな前段を経てつまびらかに書かれる講座の内容では作家生活のリアルな現状が浮き彫りになる。とにかく大沢氏の愛の鞭が詰まった講座だった。そしてとにかく本を読めと大沢氏は何度も釘を刺す。本書を読めば作家になりたくなくなる人の方が多くなりそうだ。やはり苦労を重ねた作家の言葉には重みがある。御見それ致しました。

  • H!deking さん

    えっと、読み物としては面白いです。ただ、凹んだ。自分に足りないところをあれやこれや突き付けられた感じ。でもなんとなく自分的に納得しまくりな話が多かったです。音楽を聴くのが好きなだけだった頃と、自分が楽器やり始めた時と、プロのローディやるようになってからと見る目が変わったように、これ読んだら本の読み方が確実にかわるでしょうね。皆さん、いつか長編書くから読んでねー(笑)

  • ずっきん さん

    著者と小説家志望の12人の生徒による、一年間の講座をまとめたもの。大沢アニキが愛に溢れた容赦なしのムチ──というより拳でマジガチでぶん殴る←比喩ですw 脱落者よく出なかったなあ。「自分の日本語力を疑え」「てにをはができてないのは、即落とす」ハイッ!ここで書き散らしている駄文を思い出して身のすくむ思いですっ(笑)でも、つらいときに読書メーターの褒めてる感想読んで奮い起たせるって、なんか嬉しい♪ 文庫化で加えられた座談会が興味深かった。人気作家さんたちのエピソードも随所に散りばめられてて、非常に面白かったです

  • 佐島楓 さん

    ここに書かれていることはだいたいわかった。けれど「わかる」ことと「できる」ことの間にはだいぶ差があることも承知している。今はあまり気を散らさずに自分ができることに専念しようと思う。もちろん本を読むのはやめずに。

  • 森オサム さん

    久しぶりに読んだ大沢在昌だったが、中々興味深かった。なるほど、作家も職業、注文が来なくて続けられなければ転職ですよね。そして、才能は必須だけど技術や研究、分析は必要との話も納得です。受講者に真剣に接しているのが伝わり、好感の持てる内容だったと思います。しかし生徒さんの中でデビューした作家さんは誰なんだろう、気になるわー!。それと、「新宿鮫」はシリーズ全部積んで途中までしか読んで無いな、続き気になるわー(笑)。

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大沢在昌

1956年名古屋市生まれ。79年「感傷の街角」で小説推理新人賞を受賞しデビュー。91年『新宿鮫』で吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞長編部門、94年『無間人形 新宿鮫4』で直木賞、2001年『心では重すぎる』、02年『闇先案内人』と連続で日本冒険小説協会大賞、14年『海と月の迷路』で吉川英治文学

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