大江健三郎全小説 9 「雨の木」を聴く女たち/人生の親戚/静かな生活/美しいアナベル・リイ

大江健三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065090107
ISBN 10 : 4065090105
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
追加情報
:
636p;22

内容詳細

「様ざまに理解し合える女性たちと出会ってきた…。そういう人の何人かが一緒になってモデルを構成して、私の小説に登場している」。ノーベル文学賞作家が描く誇り高き女性たち。

目次 : 頭のいい「雨の木」/ 「雨の木」を聴く女たち/ 「雨の木」の首吊り男/ さかさまに立つ「雨の木」/ 泳ぐ男−水のなかの「雨の木」/ 人生の親戚/ 静かな生活/ この惑星の棄て子/ 案内人/ 自動人形の悪夢/ 小説の悲しみ/ 家としての日記/ 美しいアナベル・リイ

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぐうぐう さん

    女性の存在を大きくクローズアップした作品を収めた第9巻。しかし読み進めていくと、別の主題が透けて見えてくるのだ。タイトル通りに様々な女性が登場する『「雨の木」(レインツリー)を聴く女たち』も、激しくも強烈な倉木まり恵が主人公となった『人生の親戚』も、あるいは妹の視点でイーヨーを語る『静かな生活』も、そして映画制作を背景に力強く生き抜くサクラさんが描かれる『美しいアナベル・リイ』にも、そこには私小説について、が秘めたる主題として貫かれているような気がしてならない。(つづく)

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人物・団体紹介

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大江健三郎

1935年1月31日〜2023年3月3日。愛媛県喜多郡大瀬村(現・内子町)生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。1958年「飼育」で芥川龍之介賞、’64年『個人的な体験』で新潮社文学賞、’67年『万延元年のフットボール』で谷崎潤一郎賞、’73年『洪水はわが魂に及び』で野間文芸賞、’83年『「雨の木」を聴

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