大江健三郎全小説 第3巻

大江健三郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065090008
ISBN 10 : 4065090008
フォーマット
出版社
発行年月
2018年07月
日本
追加情報
:
522p;22

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • おたま さん

    収録作品中、長編『叫び声』、短編『セヴンティーン』『政治少年死す』『スパルタ教育』を読んだ。この頃の大江健三郎は現実に起こった事件から題材をとった作品も多く、『叫び声』では1958年に起きた小松川事件が、『政治少年死す』では1960年の浅沼社会党党首の刺殺事件が作品の中核に取り込まれている。ただ、単に事件をそのままの形で作品中に取り込むのではなく、小説の主人公の実存的な状況を照らし出す一つの方法として、想像的に取り入れられている。あくまでの大江の書きたかったのは、その時代の青年の置かれた状況だと思う。

  • yamahiko さん

    10年後に起こる三島由紀夫決起の動機に思いを馳せながら第一部を読みました。浅沼事件とリンクする第二部は、厳粛な綱渡りに凝縮されるの感あり、といったところでしょうか。それにしても、私にとって70年代までの氏の作品群の持つ緊張感は、雲上の峻嶮であり、宝であり続けていると再確認しました。

  • koke さん

    「セヴンティーン」「政治少年死す」のみ読了。自分の心身が最も不安定だった時期に連れ戻されるようで疲れた。「おれは十七歳だ、みじめな悲しいセヴンティーンだ。誕生日おめでとう、誕生日おめでとう、股座をいじりまわしてあれをやりたまえ」。戦後の日本人の中で政治と性がどんな風に結びついているか、それは戦中派の場合とどう違うのか、追体験によって生々しく理解させられた。

  • riko さん

    ユーモアある短編good!

  • メルキド出版 さん

    「犬の世界」

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

大江健三郎

作家。1935年愛媛県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。在学中の57年、「奇妙な仕事」で作家デビュー。94年にノーベル文学賞を受賞。主な著書に『飼育』(芥川賞)『個人的な体験』(新潮社文学賞)『万延元年のフットボール』(谷崎潤一郎賞)など。2023年死去

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品