高血圧のほとんどは薬はいらない! 50歳・男性で155は正常値 角川SSC新書

大櫛陽一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784047316515
ISBN 10 : 4047316512
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
164p;18

内容詳細

日本では、血圧が「130」を超えると高血圧とされる。だが、これは絶対的なものではない。例えば2014年4月に日本人間ドック学会が「147まで正常値」と発表したように、血圧の基準値というのはいくつも存在しており、その中で130というのは「低い」設定なのである。そもそも血圧とは年齢別で考えるべきもの。血管は年齢とともに柔軟さを失うので、年長者になるほど体が血圧を高くして血液を流れやすくしている。130という低い基準値は、そうした血圧をも薬で下げるもので、悲劇を招くこともあるのだ。本書は、こうした「血圧130の常識の嘘」を説き、高血圧を36話で学ぶものである。

目次 : 第1章 高血圧の基準値が変わる?/ 第2章 さようなら高血圧の恐怖/ 第3章 医師と製薬企業との利益相反/ 第4章 日本人を対象とした研究/ 第5章 降圧剤のウラばなし/ 第6章 血管を元気にする方法

【著者紹介】
大櫛陽一 : 1971年、大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、1988年より東海大学医学部教授。2012年より東海大学名誉教授。2006年、日本総合健診医学会シンポジウムで、全国約70万人の健康診断結果から、日本初の男女別・年齢別基準範囲を発表。その後複数の市町村で追跡研究をするなど精力的な調査、研究に定評がある。大櫛医学情報研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • パフちゃん@かのん変更 さん

    以前読んだ『高血圧はほっとくのが一番』とよく似た内容だった。年齢が上がれば血管が細くなったり通りにくくなったりして、脳細胞のすみずみまで採磯谷栄養を送り届けるためには、年齢とともに血圧が上がるのは当然のこと。それを数値だけ下げても脳の血管が詰まったり、痴呆が進んだりろくなことがない。ちなみにコレステロールも高い方が元気で長生きしているらしい。まじめで善良な医者は、指定された基準値を守って降圧剤を処方するがそのためにかえって死亡率が上がるとは夢にも思わないだろう。

  • アイA♡ さん

    降圧剤ウラ話。日本での臨床学会の高血圧基準が低すぎるために、多くの患者を生み出している。降圧剤によって死亡率は減らせないどころか、副作用により本来の目的である脳梗塞を増やすというデータが出ている。それに加えてコレステロール悪者説の時代はもう終わり。大事なのは血管を元気にしよう。その為には糖質を減らす、適度な運動、睡眠、禁煙、節度あるアルコール摂取などに気をつけて。

  • マーク さん

    35 かなり衝撃的な一冊。少なくとも降圧剤は避けるべきかな。この本は正しい?トンデモ本? ●今は血管が破れるのではなく詰まるのが怖い 降圧剤→脳梗塞 ●70歳以上の54%,60代の35%は降圧剤服用 ●180以上、110以上、が危ない!本当の高血圧→脳卒中のリスク 高血圧の原因を把握して対応せずに降圧剤を飲むのは良くない。 【降圧剤】 利尿剤が古く安く、安全性高い ARBは新しく高い、副作用は検査者の30%.→圧倒的に危ないが、一番儲かる ◎血管の老化を防ぐには炭水化物を減らして、脂質とタンパク質を取れ

  • plum さん

    エルゴード理論:正常値の統計的性質(正規分布)は位相空間と時間空間で一致するp26。高血圧の基準範囲の話(米国JNC・WHOと製薬企業)は日本にも影響を与えた。人間ドッグ学会と日本総合健診医学会:男女別・年齢別の基準範囲p38。健常人は加齢に伴い血圧が上がるp42。コレステロールは血管を丈夫にするp120。LDL?コレステロール低下薬の副作用としてのALSとかあるのか?血糖値コントロールが大切らしい(新DASH食)。

  • 無添 さん

    血圧を140以下に下げる効果は認められない。米、高血圧委員会

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人物・団体紹介

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大櫛陽一

1971年大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、88年より東海大学医学部教授。2012年より東海大学名誉教授、大櫛医学情報研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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