検査値と病気 間違いだらけの診断基準 初めての「男女別・年齢別検査基準範囲」で知るあなたの本当の正常値

大櫛陽一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784778310158
ISBN 10 : 4778310152
フォーマット
出版社
発行年月
2006年04月
日本
追加情報
:
21cm,182p

商品説明

女性は小さな男!? おじいちゃんと孫が同じ基準!?
多くの人が確かな基準と思っている健康診断や病院での検査の検査値が、実は性別の違いや年齢の差を無視したものだったということを知っていましたか?
そのため必要もない投薬が行われたり、早期発見されていれば治療できたはずの病気が見逃されたりということが起こっているのです。
この本では、70万人調査をもとにした初めての「男女別・年齢別検査基準範囲」によってあなたがあなた自身で正常値と比較できる表を掲載するとともに、このようなおかしなことが変えられない日本の医学界の実態、医療教育の問題点などを鋭く指摘しています。
少しでも自分の体に不安のある人は必読です。
エビデンス(科学的研究論文の統計学的結論)もしっかりしているので、医療に携わる人、地域の保健業務に携わる人、これから医者や看護士などを目指す人にもぜひ読んでもらいたい一冊です。

目次
はじめに
第1章ssss健康者が病人にされ、本当の病人が見逃される
 1 他人事ではない検査地の危険
 2 予防が一番大切
 3 あなたは大丈夫!? 性差と年齢に注目すると見えてくる「正常値」のおかしさ!
 
第2章ssss確かめてみよう 自分の検査値確認!
 作られている病気1 高脂血症 確かめてみよう「総コレステロール、HDL-C、LDL-C」
 作られている病気2 糖尿病 確かめてみよう「空腹時血糖とHbA1c」
 作られている病気3 肝臓病 確かめてみよう「肝機能(AST「GOT」、ALT「GPT」、γGTP)」
 作られている病気4 高血圧症 確かめてみよう「血圧」
 作られている病気5 肥満 確かめてみよう「肥満(BMI)、中性脂肪、ウエスト周囲径」

第3章ssss確かめてみよう 理論編
新しい検査基準(男女別・5才ごとの検査数値)範囲の見方と使い方
 1 性差と年齢差の話 
 2 なぜ今まで男女別、年齢別の検査基準範囲が作られなかったのか

 3 男女別・5才ごとの基準範囲の見方 
 4 臨床ガイドラインはどのようにして作られるのか 
 5 検査基準範囲と臨床ガイドラインの関係

第4章ssss日本の医療は本当に世界一か?
 1 平均寿命の長さは治療レベルの高さと関係がない
 2 年間3000億円が無駄に薬品メーカーに払われているコレステロール治療
 3 自分の専門分野のすうちがよくなれば患者が死んでもかまわない!?
 4 専門外の医療はマニュアル医療になりやすい―薬品メーカーに頼りきる医療現場
 5 アメリカ留学の経験が問われる医学部教授

第5章ssss患者も自分の体は自分で守る時代です
 1 「薬は体には毒」という大前提を忘れてはならない
 2 狙われている糖尿病患者
 3 インターネットを利用しよう
 
付録1 男女別・5才ごと基準範囲
 アルブミン 総蛋白質 総コレステロール LDL-C HDL-C [第一化学] HDL-C[協和] 中性脂肪 空腹時血糖 HbA1c[ラテックス法] HbA1c[HPLC法] AST[GOT] ALT[GPT] γGPT[JSCC標準化対応法] γGTP[Szasz法] LDH[JSCC標準化対応法] LDH[GSCC法] 総ビリルビン アルカリフォスフォターゼ[JSCC標準化対応法] アルカリフォスフォターゼ[GSCC法] 尿酸 クレアチニン[酵素法] クレアチニン[Jaffe法] 赤血球数 ヘマトクリット ヘモグロビン[スルホヘモグロビン] ヘモグロビン[シアンメトヘモグロビン法] 白血球数 血小板 収縮期血圧 拡張期血圧 BMI

付録2 あなたの死亡率と疾病発生率を予測するための計算表
 1 5年死亡率予測―郡山得点(日本人の心血管系リスク)
 2 日本人の糖尿病得点
 3 フラミンガム得点1998年版
 4 フラミンガム得点2001年版

付録3 コレステロール治療ガイドライン

内容詳細

女性は小さな男!?おじいちゃんと孫が同じ基準!?性差・年齢差を無視してきた驚愕の日本の医療現場の実態と検査値基準。

目次 : 第1章 健康者が病人にされ、本当の病人が見逃される/ 第2章 確かめてみよう自分の検査値確認!/ 第3章 確かめてみよう 理論編 新しい検査基準(男女別・5才ごとの検査数値)範囲の見方と使い方/ 第4章 日本の医療は本当に世界一か?/ 第5章 患者も自分の体は自分で守る時代です/ 付録1 男女別・5才ごと基準範囲/ 付録2 あなたの死亡率と疾病発生率を予測するための計算表/ 付録3 コレステロール治療ガイドライン

【著者紹介】
大櫛陽一 : 昭和46年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了。同年大阪府に就職、以下を兼任。大阪府立成人病センター、大阪府立羽曳野病院(現呼吸器・アレルギー医療センター)、大阪府立母子センター、大阪府立病院(現大阪府立急性期・総合医療センター)。昭和63年より東海大学医学部教授。現在の所属部門は基礎医学系医学教育・情報学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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人物・団体紹介

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大櫛陽一

1971年大阪大学大学院工学研究科修了。大阪府立羽曳野病院、大阪府立成人病センター、大阪府立母子センター、大阪府立病院などを経て、88年より東海大学医学部教授。2012年より東海大学名誉教授、大櫛医学情報研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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