【ポケット版】「暮しの手帖」とわたし NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』モチーフ 大橋鎭子の本

大橋鎭子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784766002003
ISBN 10 : 4766002008
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
269p;16

内容詳細

ドラマは、この本から生まれた! !

『暮しの手帖』創刊者の故・大橋鎭子の唯一の自伝である本書は、連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のモチーフとなった本です。

2010年、大橋が90歳のときに刊行し、このたび、お求めやすいハンディサイズ版になりました。特別付録として、脚本家・西田征史さんの解説と大橋が93歳で永眠するまでのエピソードを収録しています。

生きることが命がけの明け暮れがつづく、戦後間もない頃、「女の人を元気にしたい」。そう考え「しずこさん」は、物やお金がなくとも、工夫と知恵とで、暮らしをもっとおしゃれに、豊かにできるアイデアを集めた生活雑誌『暮しの手帖』を創刊しました。

26歳の女性がともした小さな灯は、希代の名編集者・花森安治と出会い、やがて、日本の家庭をあたたかく包む、大きな光となります。どんなことにも最初から無理とは言わない、言いたくない。ずっとずっとおおまじめで体当たりだった大橋の半生が、ここにいきいきと綴られています。激動の昭和を駆け抜けた、強く、明るく、たくましい「しずこさん」、93年の物語。

【著者紹介】
大橋鎭子 : 1920年生まれ。1948年、花森安治とともに雑誌『暮しの手帖』を創刊。社長兼編集者として生涯を出版に捧げた。1994年、東京都文化賞受賞。2013年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Willie the Wildcat さん

    家計を支えあう母子、縁が出版の経験となり、「暮らしの手帖」へ繋がる過程が印象的。戦後故の平和の願いと、各人の書籍への思い。アナログな発送作業の写真もどこか牧歌的であり趣がある。女学校時代の歯みがき製造から始まり、リュックでの”訪問販売”、そして手優!?苦を厭わない一途な姿勢に共感。川端氏とのエピソードも、著者の人柄だからこそだろうなぁ。無論、花森氏の存在があってこその「手帖」。広告への哲学にその真髄を垣間見る。蛇足ですが、うさぎやのどら焼きは本当に絶品です!(笑)

  • @nk さん

    皆が自分の暮らしを大切にすることができるように。そして家庭をもったとき、それがあたたかいものになるように。(少しばかり私の表現になってしまったものの)これこそが、今もなお引き継がれし『暮しの手帖』の理念であり、大橋鎭子と花森安治が終戦直後に交わした約束であり、二度と日本が戦争をしないようにという思いが込められた願い。/広告を載せないという当初のスタンスさえも今の『暮しの手帖』に引き継がれているらしく、こんな雑誌が今現在も刊行されているということに驚かされる。与謝野晶子や川端康成、志賀直哉や三島由紀夫など⇒

  • ichi さん

    NHK連続テレビ小説の原作となった本。テレビでは常子さんである本人のしずこさん。H25年に93歳の生涯を終えるまで、現役で『暮らしの手帖』の編集に携わり、毎日出社していた。というエネルギーのある方で、おても情の熱い人だったそうです。本人の語り口調での文章で、読みやすいエッセイです。

  • わむう さん

    毎日、楽しみにしている朝の連ドラ「ととねえちゃん」のドラマモチーフ本。男尊女卑が当たり前だった時代に、自分の家族を守り、信念を貫いた大橋さんに脱帽です。

  • johnta_rou さん

    同タイトルの新装版。西田征史さんの談話(「とと姉ちゃん」放映前の意気込みを巻末に掲載)が読みたくて借りました。「とと姉ちゃん」を楽しく拝見した後なので、朝ドラとモデルである大橋鎮子さんご本人との違いがたいへん興味深かった。転々とした幼少期、「暮しの手帖」へと繋がっていく人生経験、花森さんや仲間たちとの仕事の日々。坂東紅美子さん(直ぐ下の妹さんの娘さん)らのエッセイから著者の人柄が伝わってくる。他の大橋さんや花森さんの本も読んでみたい(^.^)

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大橋鎭子

1920年生まれ。1948年、花森安治とともに雑誌『暮しの手帖』を創刊。社長兼編集者として生涯を出版に捧げた。1994年、東京都文化賞受賞。2013年、永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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