リンパのふしぎ 未病の仕組みを解き明かす ちくま新書

大橋俊夫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480074201
ISBN 10 : 4480074201
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
288p;18

内容詳細

リンパとは、毛細血管と細胞のあいだに存在するすき間「内部環境」を満たす液体がリンパ管に流れ出したものです。リンパは、毛細血管や細静脈から漏れ出した水分やアルブミン、細胞で生み出された老廃物を運んだり、病気のもとのウイルスや細菌を撃退するなど重要な役割を担っています。本書では、免疫力と腸のリンパとの深い関係など最新の研究成果も含め、「未病」つまり病気を未然に防ぐためのからだの仕組みを医学的根拠に基づいて紹介していきたいと思います。

目次 : 1 リンパとは何か(リンパから見えてくるからだの仕組み/ リンパ研究の歴史)/ 2 リンパが未病につながる(毎日の水分摂取から病気を予防する/ 水を飲むことは生命の維持に直結する)/ 3 尿意からリンパの流れを知る最新研究(むくみとリンパを考える/ むくみを学び直そう ほか)/ 4 リンパと癌治療法の最新研究(癌の正体/ リンパの流れと癌 ほか)

【著者紹介】
大橋俊夫 : 1949年茨城県水戸市生まれ。信州大学医学部医学科卒業。医学博士。英国ベルファストクイーンズ大学講師(生理学)を経て、信州大学医学部教授(器官制御生理学)。信州大学医学部長、全国医学部長病院長会議会長などを歴任。2001年より日本リンパ学会理事長を務め、リンパ学研究の推進に専念。専門は循環生理学、特に微小循環、リンパ循環の生理・薬理並びに病態生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • みこ さん

    コロナ禍において世間で免疫というのがキーワードになりつつあるのでそこに興味を惹かれて読んでみた。リンパについて詳しく分かりやすく解説した内容を期待していたのだが、現在進行中の研究についての話が多く「リンパのふしぎの不思議」といった内容だった。あとがきを読む分には著者は最初から自分の書きたいものを書ききって満足しているようだが、専門的で難解だった。

  • てつJapan さん

    【良かった】● NHK?でリンパ特集をしていたので興味を持ちました。 ● 2021年8月刊。現時点でもリンパはわかっていないことが多いらしいです。そもそも観察がしにくいらしいです。 ● 専門知識がないと難しい本ですが、水を飲むことが大切なこと、横になって睡眠をとりリンパを流すことが大切なことはなんとなくわかりました。 ●水を飲む大切さは10年前ジムトレーナから聞いていたので、リンパともつながるかもしれない。

  • K さん

    毛細血管と細胞のあいだに存在する「内部環境」を満たす液体がリンパ管に流れ出したもの=リンパのメカニズム、働き、免疫機構を通じて日々の健康維持にどう活かすか、癌転移との関わりや癌治療への役立て方などをわかりやすく解説。水分摂取や十分な睡眠といった、日頃からよく言われることが生態の健全な維持に深く関わっているのだなと思わされました。「からだの働きは遊びがあっても無駄はない」

  • izumone さん

    リンパ学の研究史,研究の最新トピックス,疾病や健康法,著者の個人的研究歴等々,内容が多岐にわたり,何を求めて本書を開く読者を想定して作られた本なのか迷うところ。

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大橋俊夫

1949年茨城県水戸市生まれ。信州大学医学部医学科卒業。医学博士。英国ベルファストクイーンズ大学講師(生理学)を経て、信州大学医学部教授(器官制御生理学)。信州大学医学部長、全国医学部長病院長会議会長などを歴任。2001年より日本リンパ学会理事長を務め、リンパ学研究の推進に専念。専門は循環生理学、特

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