ピエール・クロソウスキーの現在 神学・共同体・イメージ

大森晋輔

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784801005167
ISBN 10 : 4801005160
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p;21

内容詳細

小説家、思想家、翻訳家、画家…いまだ全貌が明かされているとは言いがたい。特異にして多様な作家ピエール・クロソウスキーを改めて読み直し、さまざまな角度から継承すべき遺産を見定める。未訳のテクストや貴重な対談、リンギスの共同体論やビュトールの活人画論など、豊富なテクストを収めたクロソウスキーの「いま」を問い直す必携の書。

目次 : 1 神(々)との対峙(二人の代父/ 無‐神学、あるいは神の死の教会/ あの妙な秘密結社―ピエール・クロソウスキーとの対話 ほか)/ 2 共同体への問い(我が隣人とは誰か/ 思惟と倒錯―クロソウスキー「悪虐の哲学者」への注記/ 別の社会―『白痴インターナショナル』誌掲載インタビュー ほか)/ 3 イメージをめぐって(無言の身ぶり、デッサンへの実質的移行/ シミュラークルとしての書物について/ 社交劇の回想 ほか)

【著者紹介】
大森晋輔 : 1975年生まれ。現在、東京藝術大学教授。専攻、フランス文学・思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bevel さん

    神学や哲学との関連を知りたくて手に取ったけれど、むしろ文学っぽい切り口(ジッド、バタイユ)が多かったという印象。クロソウスキーが『わが隣人サド』の第二版の再編集を反ロマン主義に結び付けてる大森氏の論文は面白かったけど、わからないやつはわからなかった。インタビューの邦訳があるのと研究動向の紹介が丁寧だったという印象。

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