大林宣彦の体験的仕事論 人生を豊かに生き抜くための哲学と技術

大林宣彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569825939
ISBN 10 : 4569825931
フォーマット
出版社
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
365p;18

内容詳細

大林宣彦、77歳。いま最も旬な日本人映画監督である。2012年公開の『この空の花─長岡花火物語』は各界から絶賛され、いまなお全国で上映が続く。

一方でAKB48のPV『So long!THE MOVIE』も手がけ、独特の世界観と64分という長尺でAKBファンの度肝を抜いた。

映画会社に就職しなければプロの映画監督になれなかった時代に、道なき道をいかに切り拓いていったか。映画界が大きく変化しても、第一線で活躍し続けていられるのはなぜか。その半生と仕事論を語り尽くす。

トラブルや失敗をプラスに変える逆転の発想法、スタッフの力を引き出す秘訣など、実践的ヒントも満載。

【目次】
第1章 僕はこうやって面白く、愉しく、一所懸命に映画を作ってきた 前編
第2章 いかに仕事を面白くし、人生を愉しむか
第3章 いかにやりたい仕事をやるか
第4章 いかに一緒に働く人の力を引き出すか
第5章 いかに時代の変化に対応していくか
第6章 僕はこうやって面白く、愉しく、一所懸命に映画を作ってきた 後編
巻末対談 大林宣彦×中川右介

【著者紹介】
大林宣彦 : 1938年生まれ、広島県出身。67年、16ミリによる自主映画『´EMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』が高評価を得る。『喰べた人』(63)はベルギー国際実験映画祭審査員特別賞受賞。この頃からコマーシャル・フィルム製作に本格的に関わり、2000本を超えるテレビCMを手がける。77年、『HOUSE/ハウス』で劇場映画に進出。同年、『瞳の中の訪問者』とともにブルーリボン新人賞受賞。2004年春の紫綬褒章受章、2009年秋の旭日小綬章受章

中川右介 : 1960年生まれ、東京都出身。早稲田大学第二文学部卒業。出版社IPC編集長を経て、出版社アルファベータを設立、代表取締役編集長(2014年まで)として『クラシックジャーナル』のほか、音楽家や文学者の評伝や写真集を編集・発行。2003年からはクラシック音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲、漫画などの分野で執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kinkin さん

    タイトルがやたら堅そうに思えた本。しかし内容は大林宣彦氏が映画監督という仕事につくことになったきっかけ、関わった人たち、仕事に対する考え方が書かれている。考え方、生き方について、仕事をどうやっていくかという事よりもむしろ監督自身作った映画、他の映画監督やスタッフとの話として読んだほうが面白いのではないか。黒澤明、市川崑などの巨匠、昔の映画会社による製作システムのこと、フィルムで撮る映画とデジタル撮影は何が違うのかなど興味深く読むことができた。

  • スプリント さん

    大林宣彦監督の仕事に対するフィロソフィー(哲学)が理解できました。奥様と二人三脚で仕事に取り組む姿に感銘を受けました。奥様の仕事論も是非本にしてほしいです。

  • nizimasu さん

    元々は、大林監督と井口昇監督に、編著者である評論家の中川さんとの鼎談の中から生まれた企画。喜寿を迎えた大林監督の仕事術をもはや何の怖いものなしの大林監督が語る訳だから面白くない訳がない。実際に仕事術の話もしているし何よりもここ15年ぐらい商業映画界での存在感が薄れたことを自覚しつつ町おこしの映画である「古里映画」の製作に邁進していくという時代性の視点というのも面白い。実は個人的に大林監督の作品を見ていたのは、圧倒的に角川映画とその後ぐらいなもので実は多くの時間をそうした地域に根ざした活動をしていたとは驚き

  • まさむね さん

    大林宣彦監督が、自らの監督人生を振り返りつつ、そこで得た哲学・仕事論を教えてくれる。特に第四章「いかに一緒に働く人の力を引き出すか」は、優れたチームリーダー論として、ビジネスパーソンにも必読だ。後半の対談も知られざるエピソード満載で面白い。

  • おせきはん さん

    大林監督の映画に対する純粋な思いと優しさに溢れたお人柄が伝わってきました。商業映画とは一味違った古里映画の魅力もよくわかりました。

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人物・団体紹介

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大林宣彦

大学に入った頃から本格的に自主制作映画を撮り始める。大学卒業後はCMディレクターとなり、CM業界で名作といわれる『レナウン』やチャールズ・ブロンソンを起用した『マンダム』など多くのCMを手掛けています。この時期に制作されたのが『COMPLEX 微熱の坡璃あるいは悲しい饒舌ワルツに乗って葬列の散歩道』(64)『EMOTION=伝説の午後 いつか見たドラキュラ』(66)、『CONFESSION 遥かな

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