おもしろい石と人の物語 ヒトが鉱物に作用し、鉱物もまたヒトに作用する

大平悠麻

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784881818817
ISBN 10 : 4881818813
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
追加情報
:
272p;19

内容詳細

歴史がわかる、未来が見える、賢者は鉱物を知る。「ラピュタの“飛行石”とかハリポタの“賢者の石”とか、みんな石を巡って戦ってるけど、そもそも石ってそんなに大事なの?」と思ったら読んでほしい、おもしろい、そしてちょっとこわい、石と人の物語。

目次 : 第1部 世界史は鉱物でできている―鉱物によって紡がれたヒトの歴史と科学の物語(鉱物って何?/ 鉱物資源の争奪戦こそが歴史そのもの/ 人類が最初に魅了された石/ ガラスの始まり/ シルクロードの本当の目的は?)/ 第2部 鉱物に魅せられた“賢者”たち―なぜ天才たちは鉱物に興味を抱いたのか?(大理石に神を彫る/ 石の都の物語/ 鉱石をも愛した知の巨人/ 鉄に目覚めた日本人/ 青銅器が文明の中心であった時代/ 土と水のジレンマ/ 水晶の砂を手に/ 賢者の石)/ 第3部 鉱物資源とこれから―ヒトが鉱物に作用し、鉱物もまたヒトに作用する(健康を支える鉱物/ 宇宙、軍事、原発をつなぐ鉱物/ 災害を知る鉱物/ 日本と鉱物)

【著者紹介】
大平悠麻 : 1985年生まれ。埼玉大学教育学部理科専修卒業。埼玉県教育委員会入職後、大宮南高等学校、伊奈学園高等学校で理科教諭として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ミスターテリ―(飛雲) さん

    子供の頃、いろんな鉱物が並んだ標本を見て、こんなきれいな、ユニークな石がどうしてできるのか、すごく興味があったのに、学校の授業で教わるとそんな気持ちを忘れてしまっていた。その時に、この本を読んでいたら歩んできた道が違ったかもしれないと思うほど、石と人との物語をー鉱物がどこにどれくらいあるのかが、人類の歴史を作ってきたーいろんな身近な例をあげて面白く解説してくれている。まさに「 本書をきっかけに,一人でも多くの人に〈石って面白いな〉と思ってもらえれば幸いです。」と結んでいるが、ズバリそんな本であった。

  • MASA123 さん

    著者は、高校の理科の先生である。 鉱石や岩石を学ぶ「地学」という教科は、高校の理科の必須科目だそうだ。そうなの、習った気がしないが。 大学受験で選択した「生物」は、まじめに勉強した。理科教師の名前も憶えている。「化学」と「物理」は苦手だったが、元素記号を暗記したり授業を受けた記憶はある。 「地学」??授業の記憶がまるでない。 高校1年の通知簿を引っ張り出すと地学があった。先生の顔も、教科書も思い出せないけど。 著者の先生は、地学の授業がつまらなさすぎると嘆いている。なるほど、それで記憶に残ってないのか。

  • y さん

    お世辞にも文章が上手いとは言い難いので読むのに若干難儀しましたが、筆者の伝えたいことはしっかり伝わってきて、読んでよかったと思いました。 鉱物を軸に歴史を俯瞰する視点は私にはなかったので、学生の頃に出会いたかった本です。 石が大好きな高校の地学の先生(おじいちゃん)、岩ちゃんとよばれていた先生の思い出が蘇ってきました。授業中に雲母を配ってくれたのですが、生徒のほとんどが授業そっちのけで、雲母をぺりぺりはがしていました… もっと敬意を表しておけばよかったなぁ

  • P-man さん

    そういや鉱石って義務教育で習うことなのにマジで全然知らんな〜と思い手に取ったら、早々に「日本人鉱石に興味なさすぎ問題」が取り上げられてて、ハイすいません……。色々と興味深い話だらけだったんだけど、中でも中国史における『玉』とシルクロードの話にはなるほど!と膝を打つ。この本を読めば、漢の武帝がなぜ西域のあんな細長い土地を何度も戦争してまで攻略したのかがわかるし、汗血馬の産地は領土に含めなかったのかもわかる。シルクがもたらされるからシルクロード。ではシルクの産地には何がもたらされるのか。考えたことなかったな。

  • Horizon さん

    参考文献の元の文章から多少言い換えてはいるものの、文章の流れが同じになっている個所や、ほぼそのまま使っている個所がありぎょっとした。 そして参考文献から持ってきている文章を、「そういえば」とまるで自分が思いついたかのように書くのはいかがなものかと思う。

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大平悠麻

1985年生まれ。埼玉大学教育学部理科専修卒業。埼玉県教育委員会入職後、主に県下の高等学校にて理科教諭として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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