わが封殺せしリリシズム

大島渚

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784860293581
ISBN 10 : 4860293584
フォーマット
出版社
発行年月
2011年05月
日本
追加情報
:
219p;20

内容詳細

日本のヌーヴェル・ヴァーグの旗手として、戦後日本映画を牽引した革命児・大島渚。単行本未収録だった珠玉のエッセイを中心に、抒情派にして心優しい大島渚の魅力に迫る。世界的な映画作家の感動的なエッセイ集。

【著者紹介】
大島渚 : 1932年、京都市生まれ。54年、京都大学卒業後、松竹大船撮影所に入社。59年『愛と希望の街』で監督デビュー。続く『青春残酷物語』(60年)、『日本の夜と霧』(60年)でその革新的なテーマと独創的な映像表現が絶賛、「日本のヌーヴェル・ヴァーグ」の旗手として注目を浴びる。『絞死刑』(68年)以降は国際映画祭でも高い評価を受け、『愛のコリーダ』(76年)、『戦場のメリークリスマス』(83年)は海外でも大ヒットした。96年脳出血で倒れるが、99年『御法度』を撮り、奇跡のカムバックを果たして話題を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • かふ さん

    加賀まりこが松竹ヌーヴェルヴァーグと呼ばれる者たちは先輩映画監督の大家からチンピラ扱いされていたと発言していた。この本のタイトルとのなっている「わが封殺せしリリシズム」でのカンヌで大賞を取り、自身の学生時代に先輩に楯突いたチンピラ性について発言していた。それは同じ改革者でも増村保造を批評(批判)するのかと思ったが納得した。あとで追悼文を書いて若気の至りだったような文章を載せているがテンションが低いと感じた。激情の人大島渚が出ているのは批評家である斎藤龍風の追悼文であろう。ヤクザ性というものだろうか?

  • 原雄一郎 さん

    あまり時間がなく、各人物について評した部分のみを読んだ。この本を手に取る動機とは関係なく、たまたまDavied Bowie isを見に行ったあとだったので、David Bowieについての語りが特に鮮明に印象に残った。エピソードから垣間見えるBowieはやはり粋そのものだった。いつか大島さんを語れるようになったら、再読したい

  • tsukamg さん

    封殺せし、と断る必要はないだろう。大島渚が豊かな感情を抱えていたことは周知のことと思っていた。ただこの本は、ぎゅっと圧縮された大島さんの感動の発露が、映画ではなくエッセイになったものの集まりというところがいい。斎藤龍鳳への弔辞は、死した者に対する激情の言葉が、読み手の心にこだまするようだ。

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大島渚

1932年京都生まれ。京都大学卒業後、松竹大船撮影所に入社。59年『愛と希望の街』で監督デビュー。『青春残酷物語』『日本の夜と霧』の革新的な映像表現で、「日本のヌーヴェル・ヴァーグ」の旗手として注目される。国際映画祭でも高い評価を受け『愛のコリーダ』(76年)、『戦場のメリークリスマス』(83年)は

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