振りきった、生ききった 「一発長打の大島くん」の負くっか人生

大島康徳

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784806207849
ISBN 10 : 4806207845
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
215p;19

内容詳細

病気に負けたんじゃない俺の寿命を生ききったということだ。バッティングも人生も常にフルスイングの男がつづった野球愛と最後のメッセージ。

目次 : 第1章 少年時代(やんちゃ/ 両親 ほか)/ 第2章 ドラゴンズ入団―プロ野球選手として(夜明けの入寮/ ドラゴンズ ほか)/ 第3章 ファイターズ移籍―集大成、そして監督に(新天地/ 背番号「11」 ほか)/ 第4章 WBCで世界一(WBC/ イチロー選手 ほか)/ 第5章 がんと共に生きて(がん/ ステージ4 ほか)

【著者紹介】
大島康徳 : 1950年、大分県生まれ。69年に中津工からドラフト3位で中日入り。74年、82年と二度のリーグ優勝に貢献した。83年には本塁打王のタイトルを獲得。88年に日本ハムに移籍し、90年に通算2000安打を達成。94年に引退した。2000年から02年までは日本ハムで監督を務めた。06年には第一回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で王貞治監督の下、日本代表の打撃コーチを務め、世界一に貢献した。16年に大腸がんのステージ4で余命一年であることが判明。21年6月30日に逝去した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Twakiz さん

    今年の春にご逝去された元中日・その後日ハム監督など務められた大島康徳氏の自伝.自分が物心ついたころのドラゴンズの中軸はモッカ・谷沢・大島でした.数年前だいぶやせたご様子でサンドラ(地元の方しかわかりませんね・・?)に出演されていたのを思い出します.がん闘病も公表されていました.シャイで不器用でかつ豪儀な方だったのですね.「がんで力尽きた」のではなく「自分の人生を生き切った」と宣言する強さと.シャイな男の家族への感謝の言葉,残された奥様の手記,どれもぐっと来る.自分も人生を後悔なく生き切らねば.

  • ヨータン さん

    「僕は振り切りました。振り切った人生でした。」と言う大島さんのことば、なんて素敵なんでしょう。最期にこう言えるような人生を送るには、とにかく振ること。失敗したら忘れること。そして次の打席でまた思い切り振ることなんですね。

  • 鈴木貴博 さん

    大島氏の中日新聞連載の単行本化。氏の半生を振り返る。早い時期の野球の記憶のひとつが野武士野球の5番大島の小生としては懐かしく読むとともに、プロ入りまでの経緯や移籍後、ファイターズ監督時代、WBC代表チームコーチとしての顔など、その人柄とともに改めて知る。

  • 翠風 さん

    ☆☆☆☆☆

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