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清閑の暮らし 隠者たちはどんな庵に住んでいたのか(仮)

大岡敏昭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784794220110
ISBN 10 : 4794220111
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

かつて、人間らしく生きるために、自分の道をつらぬくために、貧しくとも清閑の暮らしをした詩人たちがいた。本書はかれらが遺した詩・歌・句を読み解きながら、暮らしと人生をたどるものである。その哀しいまでの誠実な生きざまと生涯は、今を生きる私たちにほんとうの幸せや豊かさとは何かを考える示唆を与えてくれるだろう。

目次 : 1章 陶淵明と白楽天/ 2章 兼明親王と慶滋保胤/ 3章 西行と鴨長明/ 4章 芭蕉と良寛

【著者紹介】
大岡敏昭 : 1944年神戸市生まれ。九州大学大学院博士課程(建築学専攻)修了。工学博士。日本文理大学講師・助教授、福山大学教授、熊本県立大学教授を経て、現在、熊本県立大学名誉教授。「歴史は現在の問題から遡るべき」の理念をもとに、古代から現代までの日本住宅と中国住宅、およびその暮らしの風景を研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 読書記録(2018/10〜)

    あこがれの初心に戻ろうと再読。「貧しくとも、自分の道をつらぬく幸せな暮らし、ほんとうの豊かさとは」という帯、やっぱり惹かれるのよな。とはいえ、みな基本的にはお金持ちかいいとこボンだよな〜とつい現実を見てしまう……

  • 読書記録(2018/10〜)

    しばらく中国の隠遁や文人について読んでいたので、日本人が3/4を占める本書は理解しやすい。第二章の兼明親王と慶滋保胤は為政者側だが、三章の西行と鴨長明、四章の芭蕉や良寛はその枠からはみ出しているせいだろう(いわゆる日本的な「隠者」のイメージ)。とはいえ、やはり日本人の隠遁者にとっても、第一章の陶淵明・白楽天はアイコンなのだと感じた。史料から各人の庵の様子が絵も使って描写されていて興味深い。ほとんどで庭が充実していて、特に第二章までは結構豪華、特に白楽天とその影響を受けた平安貴族文人たちの庭は池が広い!

  • 在我壷中

    『清閑の暮らし』隠者たちはどんな庵へ住んでいたのか 家、宅地は広い方が良い、筍を、果実を、山を背に水の流れに臨み、水を手に足に、泳ぎをと鮒を鯉をと釣りに興じ・・・今には叶わぬ想い、時代は、文明は本当に「人」へ幸せを、万民へ・・・60余年、リタイアの今『清閑の暮らし』捲りながら、ただただ昔、古きを良き時代と・・・詩の「やまとこころ」の一つも詠んでも観たいもの・・・と。 暇に、時間に任せての図書館通い、行き帰りにカメラぶら下げての散歩せめて・・・と。都心の裏通りへ、昭和を探るのでしょう。良い本との出会い、感謝

  • 荏苒 byn

    著者は建築専門関係。感想人個人的思想的に好感度の高い陶淵明が劈頭 から 登場する。白楽天が続く。 鴨長明がいて 吉田兼好が いないのが 若干 謎。日本では最も関心がある人なんで残念。京都の双ヶ岡も見に行った。 現状感想人積ん読。深読み出来たら、追加感想予定。

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