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東京駅をつくった男 日本の近代建築を切り開いた辰野金吾

大塚菜生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784774323671
ISBN 10 : 4774323675
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

開業から100年をむかえた東京駅。駅舎の外まわりは、“赤い”れんがと“白い”石の帯。ドームの内部には、車輪や動植物など、さまざまなかざり。たくさんのアイデアをもりこんで、デザインした男とは…。

目次 : 第1章 武士の時代が終わる/ 第2章 二度目の絶望/ 第3章 耐恒寮の仲間とともに/ 第4章 工部大学校での学び/ 第5章 ヨーロッパ留学/ 第6章 まるで城のよう!日本銀行の建設/ 第7章 ライバル、妻木頼黄/ 第8章 だれにも渡さない東京駅の仕事/ 第9章 思いえがいた開業

【著者紹介】
大塚菜生 : 1967年、福岡県生まれ。「地球はぼくらのたからもの」で恐竜文化賞優秀賞。「第13回福島正実記念SF童話賞」大賞受賞作を『ぼくのわがまま電池』(岩崎書店)として出版。日本児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi

    くもん出版。児童向けに比較的易しい言葉を選びつつ書かれているが必要なその時代の単語には多くの漢字を使いルビがふられて、内容はしっかりとした伝記になっている。最近は刻苦勉励より「スマート」を善とする風潮があり子供たちへの本もその流れが多いように感じるが、志を持たねばならないこと、逆境の中でもしっかりと勉強することが大切だと思う。またそれを讃える本は大切である。大人の読書にもしっかり耐える。「造家」と言う訳語を「建築」に改める時代の入門書として適。金吾の生き方に感銘を受けた。読後、息子に渡す。

  • 定年(還暦)の雨巫女。

    《私ー図書館》外国に留学する前は、日本のことをよく知っていった方がいいんだ。東京駅をゆっくり見学してみたいなあ。

  • カラスノエンドウ

    タイトル通り、東京駅を設計した辰野金吾の伝記です。 江戸末期の佐賀県に生まれ育った金吾。共に上京する幼なじみの政道が両親に猛反対された翌日に三十円(当時の知事の1ヶ月分の給与)を渡された場面は目が潤みました。そして、「人の己を知らざるを患えず、己の能なきを患えよ」…心に残る言葉です。巻末には辰野金吾の設計で現在も見られる建築物が載っています。 児童書は子供だけでなく大人もその世界を広げてくれるので、良いですね。

  • NakaTaka

    幕末から昭和にかけての話。辰野金吾の生涯と業績について。ラスト胸に迫るものがあった。「人の己を知らざるを患えず、己の能なきを患えよ」実直。あくまで自分に厳しい。明治の男。東京駅は美しくて大好きだが、これからは一味違う見方になりそう。よく「復原」してくださった。

  • たま

    仕事の関係で読みました。日本の近代建築を切り開いた、辰野金吾さんのお話。子どもの頃から「知識と知恵をつけることがじ力になる」という信念を貫きながら学び、働く姿は素直にすごいと思いました。「人の己を知らずを患えず、己の脳なきを患えよ」…他人が自分を認めてくれないことをなげくよりも、じぶんに能力のないことを心配しないといけない。少年時代から金吾さんを支えていた言葉、わたしも心に刻んで生きていけたらいいな。

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