手塚治虫が生きていたら電子コミックをどう描いていただろう 大塚教授の漫画講座

大塚英志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198631635
ISBN 10 : 4198631638
フォーマット
出版社
発行年月
2011年04月
日本
追加情報
:
255p;19

内容詳細

漫画は今のまま生き残っていけるのか。批評家・漫画原作者として活躍を続ける著者が、電子書籍の普及による出版変革の時代である今、若き漫画家志望者たちに伝えておきたい漫画の描き方・漫画との付き合い方を綴る。

【著者紹介】
大塚英志 : 1958年生まれ。まんが原作者、批評家。まんが原作作品として『多重人格探偵サイコ』、『アンラッキーヤングメン』、批評として『「捨て子」たちの民俗学』(第五回角川財団学芸賞受賞)などがある。神戸芸術工科大学教授、東京藝術大学大学院兼任講師。芸術工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ひろ さん

    題目についての結論がこの本の中で具体的に出されているわけではない(補講においてそれらしい記述はあるし「それ以外ないな」とも思う)。面白かったのは@宮崎駿にしろ庵野秀明にしろ国民的アニメ作家となった人の描く物語では男性が成長を忌避し女性が既に成長した存在として描かれる場合がとても多いA15年戦争における漫画の赤本指定について文芸の人が加担した背景と石原・猪瀬の言葉がシンクロしていること、また石原の作品や言動からは「萌え」への同族嫌悪が垣間見えるということ。

  • kiji さん

    ★3。タイトルに偽りありですね。電子コミックについての言及はわずかで、あとはお得意のマンガ論、キャラクラー論の繰り返しでした。手塚治虫重視で特に新しい知見はなかったですが、吾妻ひでおや24年組の重要さは個人的にも共感します。電子コミックについては、すでにWeb上で新しい試みがなされているのでしょう。自分や大塚さんのような古い世代には想像できないものが生まれる気がしてます

  • たくのみ さん

    電子コミックの言及はちょびっとだけ。大学の「マンガ学」の講義だったのね。なぜこんなに回りくどく話すのかな?手塚治虫の呪縛?タイトルと柱は面白いのに中身はムヅカシ過ぎました。言いたいことはわかるけどね。

  • tktn さん

    電子書籍だからできる描き方を探していくことに加えて、紙媒体のマンガを読んできた人に違和感なく電子書籍マンガを読ませる描き方を探すことが必要かもと思った。でもそれも消極的かもな。文句なしに面白い電子書籍マンガがどっからか生まれればいいのだけど。けど。横スクロールマンガは、全体図を見せられると「なんか変」と感じるけど、案外ふつうに読めそうな気がする。

  • あずま さん

    ぶっちゃけ手塚治虫自身がどうこうより、手塚治虫の影響を受けた作り手達がどうするかってのが主旨。商業としてではなく研究として様々なマンガを試していくのはマンガの進化なのか枠の拡大なのか。戦前の漫画が今のマンガと違うように、これからもマンガは変わり続けるだろうが、紙から離れたマンガはどこに行くのやら。

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人物・団体紹介

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大塚英志

国際日本文化研究センター名誉教授。研究者としての専門領域は戦時下大衆文化研究。まんが原作者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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