キャラクター小説の作り方 星海社新書

大塚英志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784061385405
ISBN 10 : 4061385402
フォーマット
出版社
発行年月
2013年10月
日本
追加情報
:
352p;18

内容詳細

「小説家になる」ということは、どこかで「自分が自分であること」と不可分に結びついている―との視点から切り拓く新たな創作理論。

【著者紹介】
大塚英志 : まんが原作者・批評家・国際日本文化研究センター教授。1958年東京都生まれ。筑波大学卒。80年代を徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • けやき さん

    【再読】

  • 結城綾 さん

    TRPGの観点から創作のアドバイスをするという、なかなか独特な目線からの内容だった。また、キャラクター小説の作り方のみならず、創作関連のすべてをパターン化して伝えているのも、非常に参考になる。これを読めば、文章はともかくそれなりのストーリィなら創り出せるだろう。

  • みのくま さん

    本書は複雑な作りになっていて、本編ではラノベから明治の私小説まで含めてキャラクター(仮構の私)による世界観で構築されたキャラクター小説であると肯定的に書かれている。この本論の主題は、手塚治虫が実現した「死なない身体」から「死んでしまう身体」への表象を、いかにキャラクター小説で書くかという問題だったのだ。だが、補講及び新版あとがきでは率直にラノベへの失望が書かれている。キャラクターという器に閉じこもり外部を遮断してしまったラノベに、著者が期待する社会との関わりは確かに望めないであろう。だがそれは本当だろうか

  • 放蕩長男 さん

    キャラクター小説、今はライトノベルと言われるジャンルですが、これは既存の文学「自然主義文学」と何が違うのか。私小説とキャラクター小説の「おもしろさ」の違いと共通点は何か。創作物にオリジナリティがあるorない、というのは、どういう状態を言うのか。テーブルトークRPGに熟達することが、小説を書くこととどの様に繋がるのか。文学論と小説の書き方が入り混じった、タイトルとは裏腹に非常に内容の濃い、考えさせられる一冊でした。

  • ちゅん さん

    小説を書こうとされている方にもオススメできますが、小説はどういう考えをもって書かれているのかを知りたいという方にもオススメです。面白い小説。その一つの手法としてリアルを描くというものがあります。ドキュメンタリー番組が面白く感じるのはその理由ですね。しかし、ライトノベルはその手法が通じません。そこで、考えるべきはジェームスの「アイデアのつくり方」に基づく考えではないでしょうか。魅力的なキャラクターは話を面白くします。それは既存の要素の組み合わせということ。納得ですね。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

大塚英志

国際日本文化研究センター名誉教授。研究者としての専門領域は戦時下大衆文化研究。まんが原作者としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品