夢枕獏の奇想家列伝 文春新書

夢枕獏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166606894
ISBN 10 : 4166606891
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
追加情報
:
18cm,213p

内容詳細

玄奘三蔵、空海、安倍晴明、阿倍仲麻呂、河口慧海、シナン、平賀源内。知的好奇心から、危険を顧みず時代に抗して行動した“奇想家”7人の足跡をたどり直し、その規格外れの人生を描く。

【著者紹介】
夢枕獏 : 昭和26(1951)年、神奈川県小田原市生れ。48年、東海大学日本文学科卒業。52年、「奇想天外」誌に「カエルの死」を書いてデビュー。圧倒的な人気を博する「陰陽師」「魔獣狩り」「餓狼伝」の各シリーズをはじめ、山岳、冒険、ミステリー、幻想小説などの分野で広範な読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Tomomi Yazaki さん

    獏先生が語る偉人7人。先生は超多忙でも興味を持った人物をとことん調べ、それを小説として膨らませる。こんな薄い本に、これらの偉人をまとめ上げるのは、その豊富な知識と卓越した想像力無しでは成し遂げられないでしょう。玄奘三蔵。天竺まで行き数多の経典を持ち帰り、それを死ぬまで翻訳した。頭が下がります。空海はもっと凄い。唐に渡り密教を持ち帰り仏教を広め、ついには入定。そして出た!安倍晴明。先生の大のお気に入り。書ききれない後の4人も、凄すぎる。そう、この人たちは、先生の小説の中で今も確かに、息づいているのです。

  • びっぐすとん さん

    108円本。夢枕獏さんの本を初めて読んでみた。小説はまだ読んだ事が無い。丁度今、原作が映画になってる『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』の空海も出てくるし、私の好きなシルクロード絡みで三蔵法師や羽生くんのスケートで沸いた「陰陽師」安倍晴明も出てくる。著者の気になる人の基準って分かる気がするなぁ。イスラムの建築家シナンは全く知らなかったが、イスラム建築は好きなので、機会があったらシナンについての本も読んでみようと思う。文章がすごく平易で小学生向きかと思ったが、TV番組のテキストが元だったのね。親近感を感じた。

  • マサ さん

    NHKの番組で氏が語った内容を書き起こした本。シルクロードがらみの玄奘三蔵や河口慧海のところが興味深かった。日本と中国雲南省の文化のつながりについての新説も面白い。氏が素材を小説にしていく際のイメージが少しわかる。

  • nob さん

    奇才・夢枕獏さんのイマジネーションを刺激してやまない7人。玄奘三蔵の辿ったルートを自ら旅したり(結構命がけ)、晴明紋のルーツを遠く雲南省に探ったり、獏さん自身もなかなかの行動力の持ち主だ。

  • fogman さん

    「好きになると、語りたくなり、書きたくなる」作家・夢枕獏が、創作の源泉といえる奇想的な人物達を語る。僕は陰陽師しか読んだことが無いのですが、他の小説も読んでみたくなりましたね。特に、空海と阿倍仲麻呂についての「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」と、建築家シナンの「シナン」は是非読みたいと思います。

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人物・団体紹介

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夢枕獏

1951年神奈川県生まれ。77年作家デビュー。「キマイラ」「サイコダイバー」「闇狩り師」「餓狼伝」「陰陽師」などの人気シリーズ作品を次々と発表。89年『上弦の月を喰べる獅子』で日本SF大賞、98年『神々の山嶺』で柴田錬三郎賞、2011年刊の『大江戸釣客伝』で泉鏡花文学賞、舟橋聖一文学賞、吉川英治文学

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