国語は好きですか

外山滋比古

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784469222388
ISBN 10 : 4469222380
フォーマット
出版社
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
192p;19

内容詳細

「堅実な生活と思想をもつ国民は、文化的ナショナリズムをもつのが当然である。」『思考の整理学』の著者が放つ、渾身の国語論。

目次 : 国語と日本語/ 悪魔の言語?!/ 「私」の問題/ 文字/ タテとヨコ/ よみ・かき/ 聴く・話す/ 言文一致/ 段落とパラグラフ/ 正書法/ 敬語/ 俳句的/ あいまいの美学/ 古典/ 散文/ ことばの調子/ 英語の授業/ 国語愛・文化的ナショナリズム

【著者紹介】
外山滋比古 : 1923年愛知県に生まれる。東京文理科大学英文科卒業。雑誌『英語青年』編集、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を経て、同大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ちさと さん

    明治維新により拝外思想がはびこって、国語は半ば死にかけた。戦後その意識はさらに強くなり、外来は清新であると決めてかかる幼い知性が育まれた。おじいちゃん先生外山先生の「文化ナショナリズムである国語を大切にすべき」という思いが詰まった1冊です。確かアイスランドでは外来語は全て、自国の言葉に置き換える法律があったはず。フランス人は英語話せるくせにフランス語で返事を返してくる。カタカナ言葉を混ぜまくって話す知識人にムカッとするわたし。みなさん、国語は好きですか?

  • 壱萬弐仟縁 さん

    成績はイマイチで、嫌いでした(苦笑)。TIME誌の日本語は悪魔の言語、という記事で、外山先生はナショナリストになった気がしたという(22頁)。鈴木孝夫先生の日本語教のすすめを思い出した。日本語を発信していけばよいだけの話だ。TPPばかり大手を振ってまかり通るのはおもしろくない、と外山先生は反感を感じておられる(42頁)。アメリカの言いなりなだけに、同感である。日本語はタテに書くようにできているのでヨコ書きにしてノートをとれば、文字が崩れる(55頁)。 

  • 俊 さん

    著者の国語(日本語)に対する思いを綴ったエッセイ集。日本語は日本の文化そのものであり、言語としては懐が広く、柔軟で優れている。しかし、その反面、曖昧で揺れが大きく、受け手に高度な知性を要求する非常に難しい言葉でもある。かつて外国人が難解さから日本語を「悪魔の言語」だと言ったらしいが、その気持ちも少し分かる気がする(笑)。著者の言う文化的ナショナリズムの大切さには全面的に同意。ユーモアあり、若干の毒ありで面白い本だけれど、著者の意見については賛否が分かれるかもしれない。

  • 和草(にこぐさ) さん

    国の語だから国語。国の歴史だから国史だが、今は日本史。うーん、もっと自分の国の言葉を大事にし、誇りを持ち、相手(外国)に対して胸を張って接しなさい。ということかな。

  • ぴょこたん さん

    外山さんと言うと入試に良く使われる人という印象だが、まさにそんな感じ。短くまとめられた意見と、はっきりした根拠。でも、前半は意見が強すぎて今までより論理的ではない、浅い印象を持った。御歳90歳を越えているせいなのかな?(まあ私の読解力の方に問題があるのだろうが)。でもでも、古典やことばの調子に関する考えは素晴らしいと思った。出典は何なのだろう?書きおろしなのかな?今後も長生きしていただき、国語の監視員としてがんばっていただきたいと思います。

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人物・団体紹介

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外山滋比古

1923‐2020年。愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学卒業。「英語青年」編集長を経て、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授などを歴任。専門の英文学をはじめ、日本語、教育、意味論などに関する評論やエッセイを執筆した。40年以上にわたり学生、ビ

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