笑う漱石

夏目漱石

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822815264
ISBN 10 : 4822815269
フォーマット
出版社
発行年月
2015年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
南伸坊 ,  
追加情報
:
22

内容詳細

夏目漱石は、俳聖・正岡子規の親友でした。文豪として活躍しながら、生涯に2600余の俳句を残し、句風は斬新にして洒脱、進取の気風に富んでいます。
オールカラー! 南伸坊さんが夏目漱石の俳句を30句選んで絵(俳画?)をつけました。

[著者紹介]
夏目 漱石
1867年?1916年。小説家、英文学者。俳号は愚陀仏。
大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。卒業後、松山で中学教師、熊本で五高教授を務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東大講師として英文学を講じ、その後朝日新聞社に入社。
「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「虞美人草」「三四郎」「こころ」「明暗」などを執筆。

南 伸坊
1947年東京生まれ。「ガロ」の元編集長。
あたたかみのある描線の似顔絵やイラストレーション、エッセイや装幀でも名高い。98年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞。
近著に『オレって老人?』(みやび出版)、「本人術」を駆使した『本人伝説』(文春文庫)など。

【著者紹介】
夏目漱石 : 1867年江戸生まれ。小説家、英文学者。俳号は愚陀仏。大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。卒業後、松山で中学教師、熊本で五高教授を務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東大講師として英文学を講じ、その後朝日新聞社に入社。1916年死去

南伸坊 : 1947年東京生まれ。「ガロ」の元編集長。あたたかみのある描線の似顔絵やイラストレーション、エッセイや装幀でも名高い。98年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    『笑う子規』で味をしめた伸坊さんが、選句も自分でして作った絵本。花と花瓶の絵はどれもみとれる。今回は選者への遠慮がないからか、絵がのびのび。絵を切り取って額に入れたくなるほど。留学前の、文豪ではない漱石の作った俳句たち。上手くはないが、愛らしい句だ。「長けれど何のへちまと下がりけり」「名月や 無筆なれども酒は飲む」「枯れ野原 汽車に化けたる狸あり」←森見さんは絶対にここからインスピレーション受けてるはず!書くのに困ったら、漱石読むっていってた。 「雲を呼ぶ座右の梅や列仙伝」←絵が素晴らしい

  • kinkin さん

    夏目漱石の詠んだ句に南伸坊氏が絵をつけた本。二十八句。俳句のことはわからないけどいくつかの句は当たり前の光景を再配置して違う角度から見つめていると感じた。「水仙の花鼻かぜの枕元」、「むっとして口を開かぬ桔梗かな」、「叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉」。

  • 北杜夫そっくりおじさん・寺 さん

    【読メ上品部】小説家になる前の夏目漱石が詠んだ俳句の中から28句を南伸坊が選んで絵を付けた俳句絵本。あっという間に読み終わるのが惜しくてすぐにもう一度読む。天野祐吉との前著『笑う子規』よりも文が少なくあくまでも絵本。伸坊さんのラフな絵はいいなぁ。『ねこはい』でも見たあの可愛い猫が出て来る。誰かが漱石は子規よりも俳句が上手いと言っていたが、読めばそんな気もする。「菜の花の中に糞ひる飛脚哉」「菫ほどな小さき人に生まれたし」「罌粟の花さやうに散るは慮外なり」「某は案山子にて候雀どの」絵も句もお勧め。

  • まさむ♪ね さん

    子規がだすのなら余もだすぞという漱石先生たっての希望で出版された(ウソです)俳句絵本第二弾。漱石先生のとぼけた俳句に、伸坊さんがこれまたとぼけた絵をつける。兎にも角にもおとぼけ感満載のこちら。すばらしく癒されます。「菜の花の中に糞ひる飛脚哉」の絵はとくに素敵で、額に入れて飾りたいくらい。今回は図書館で借りてきたけれど、手元においてときどきながめたいなあ、この本は。「叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉」「長けれど何の糸瓜とさがりけり」「某は案山子にて候雀どの」うふふ。

  • momogaga さん

    「南伸坊さん」+「文豪夏目漱石」面白くないはずはない。と予想しました。予想以上に楽しく読めました。名作と言えない俳句もありましたが、実に味わいがある俳句集です。

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人物・団体紹介

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夏目漱石

1867年、現在の新宿区生まれ。1890年、東京帝国大学文科大学英文科に入学。1895年から96年まで、『坊っちゃん』の舞台である松山中学校で教鞭を執る。1900年9月、イギリス留学出発。1905年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載。1907年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に

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