大人になるまでに読みたい15歳の短歌・俳句・川柳 2 生と夢

夏井いつき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784843349182
ISBN 10 : 4843349186
フォーマット
出版社
発行年月
2016年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
184p;19

内容詳細

目次 : 未来へのスタートライン/ 背筋をのばして/ 夢かうつつか/ 流れていく景色たち/ 気持の彼方に

【著者紹介】
佐藤文香 : 1985年、兵庫県生まれ。池田澄子に師事。2006年、芝不器男俳句新人賞対馬康子奨励賞受賞。第1句集『海藻標本』(ふらんす堂、2008年)で宗左近俳句大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yumiha さん

    すでに知っていた川柳は、「鉄棒に片足かける時無敵」(なかはられいこ)「アフリカの王ならくよくよはしない」(樋口由紀子)「輪を叩きつけて天使は出ていった」(きゅういち)「オネショしたことなどみんな卵とじ」(広瀬ちえみ)「こんな手をしてると猫が見せに来る」(筒井祥文)。同じく俳句は、「冬空や猫塀づたひどこへもゆける」(波多野爽波)「玖瑰や今も沖には未来あり」(中村草田男)「また美術館行かうまた蝶と蝶」(佐藤文香)など、私にとってお気に入りの句を多く発見した。しかし、表紙はやっぱり教科書調なのが、気に入らん。

  • 双海(ふたみ) さん

    短詩型文学の俳句、川柳、短歌。有名どころを収録。「俳句は一人でも作れるし、いつ始めてもやめても、また始めてもいい。なんなら、作らず読むだけだっていい。でも、本気で書こうと思ったら、同じくらい本気の仲間がいると、すごく面白い。俳句は短いので、すぐ読み合えます。それは、短歌や川柳も一緒です。」(佐藤文香)

  • いずみ さん

    図書館本。大人になっても触れることがなかった作品の群れ。とがってたりほわっとしたりどきっとしたり。今。出会えてよかったなあと思う一方で、若い世代にこそもっと触れて欲しいはずの内容なのに、手にとってももらえないよ、この地味な装丁…「定型詩はこちこち堅い」みたいなイメージを、出版社が自ら作って自分を押し込めてるかのよう。中学から俳句に目覚めた佐藤文香さんの後書きもよかったのにな。もったいない!

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人物・団体紹介

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夏井いつき

1957年生まれ。俳句集団「いつき組」組長、日本俳句教育研究会副会長。2016〜2017年、2023年Eテレ「NHK俳句」講師選者。第8回俳壇賞、第72回日本放送協会放送文化賞、第4回種田山頭火賞受賞。俳句甲子園創設に携わる。松山市「俳句ポスト365」等選者。句集『伊月集 鶴』ほか、入門書等著書多数

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