日本人へ リーダー篇 文春新書

塩野七生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166607525
ISBN 10 : 4166607529
フォーマット
出版社
発行年月
2010年05月
日本
追加情報
:
18cm,254p

内容詳細

ローマ帝国は危機に陥るたびに挽回した。では、今のこの国に何が一番必要なのか。2000年に及ぶローマ帝国、中世ルネサンス期の栄華と衰退を知り尽くした著者だから語れる、危機の時代を生きるためのヒント。

【著者紹介】
塩野七生 : 1937年7月、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年から執筆活動を開始。70年、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。この年よりイタリアに在住。81年、『海の都の物語』でサントリー学芸賞。82年、菊池寛賞。88年、『わが友マキアヴェッリ』で女流文学賞。99年、司馬遼太郎賞。002年にはイタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に。『ローマ人の物語』は06年に全15巻が完結(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ジェンダー さん

    この本を読んで思った事は日本の歴史問わず外国の歴史からでも学び現代に通ずる所がたくさんあるという事である。自分で調べ上げて中途半端な知識で書きたくないと言うのが読んでいて伝わってきます。今集団的自衛権が話題になっていてこの本でも小泉政権時代の話ではあるけれど出ていましたが、お金だけをだすのではなく人も戦地にだし、血を流す必要があるというのはうなづけます。特にイタリアが戦死者を一人も出していないのには驚きました。コラムとしていろいろ書かれていますが、世界史も読んで学んでみたいと思いました。

  • Willie the Wildcat さん

    (友人の紹介。)歴史家の視点で一見政治への苦言・提言も多いが、実は人生やキャリアにおける助言と感じる。交渉術、リーダーとしての資質など。印象深いのは「絶対感覚」と「認識と事実の違い」。前者は私のレベルでいえば”勘所”とイメージ。後者はビジネスでよく課題となる点。冗談だとは思うが、「ハロウィンのマスクの売り上げとアメリカ大統領選挙の関係」は思わず微笑む。案外本当かもしれない。

  • マーム さん

    塩野七生氏の日本の外交に関する提言には傾聴に値するものがあると思います。特に、近時の外交における失政の数々を目の当たりにすればなおのことです。外交に対する日本政府の真剣度を疑わざるを得ない状態に嘆息しつつ、「戦争は、血の流れる政治であり、外交は、血の流れない戦争である」という言葉を噛みしめたいと思います。

  • かず さん

    期待外れ。『月刊文芸春秋』の連載記事を新書化したもの。2010年5月発刊と古いが、主張は色褪せていない。「なぜ、日本にはカエサルのようなリーダーが現れないのか」−裏表紙の一文。そんなの決まっている。有権者に論理的判断がないからだ。如何にカエサルでも豆腐の上で相撲は取れないだろう。政策の是非を正しく判断できる人は極僅かだ。火に油を注いでいるのはマスコミ。私は政治家を糾弾する人々にこう言いたい。「じゃあ、お前がやってみろ!!」多分、それなりに売れたのだろうが、日本人に氏の主張は届かなかった、ということだろう。

  • James Hayashi さん

    少し時代的遅延を感じ、また雑誌への連載なので一貫性のなさを感じた。テロ、日本やイタリアからの兵隊の派遣、政治、法律、歴史、小泉首相など。もう少し、日本国外から見た日本人論を展開されるかと期待していたので肩すかし。それでも幾つかは貴重な情報や意見を拝見することができた。いつかは手に取りたい「ローマ人の物語」。来年くらいかな〜?

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塩野七生

1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の

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