ローマ人への質問 文春新書

塩野七生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784166614110
ISBN 10 : 4166614118
フォーマット
出版社
発行年月
2023年06月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

20万部のベストセラーを全面改稿!人間の歴史のすべてが凝縮。塩野ローマ史のエッセンス。

目次 : 質問1 ローマは軍事的にはギリシアを征服したが、文化的には征服されたとはほんとうか?/ 質問2 ローマ人の諸悪なるものについて/ 質問3 都市と地方の関係について/ 質問4 富の格差について/ 質問5 宿敵カルタゴとの対決について/ 質問6 古代のローマ人と現代の日本人の共通点/ 質問7 “パクス・ロマーナ”とは何であったのか/ 質問8 ローマの皇帝たちについて/ 質問9 市民とは、そして市民権とは何か/ 質問10 多神教と一神教との根元的なちがいについて/ 質問11 ローマ法について/ 質問12 ローマ人の都市計画/ 質問13 真・善・美について/ 質問14 “パンとサーカス”とは何であったのか/ 質問15 自由について/ 質問16 奴隷について/ 質問17 〈イフ〉の復権はイエスかノーか/ 質問18 女について/ 質問19 蛮族について/ 質問20 なぜローマは滅亡したのか

【著者紹介】
塩野七生 : 1937年7月、東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。68年から執筆活動を開始。70年、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』で毎日出版文化賞を受賞。81年、『海の都の物語』でサントリー学芸賞。82年、菊池寛賞。88年、『わが友マキアヴェッリ』で女流文学賞。99年、司馬遼太郎賞。2002年にはイタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    塩野 七生は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。20年以上前に読んだ「ローマ人への20の質問」の全面改稿完全版、私は忘却読者(笑)なので、どこが改稿されたのか全く判りませんが、今回も興味深く楽しく読めました。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784166614110

  • まちゃ さん

    「塩野ローマ史」のエッセンスが詰まった一冊。古代ローマの歴史から学ぶ「人間の生き方」「リーダーシップ」「国のありかた」。日本や世界の現状について考える切っ掛けにしたい塩野さんのローマ愛溢れるエッセイでした。示唆に富む内容で面白かったです。

  • 読特 さん

    ロムルスの建国は紀元前753年。共和制から独裁制。ギリシア、カルタゴを征服しガリア遠征。領土拡大が落ち着き、パクスロマーナへ。キリスト教を迫害した後、国教にする。東西分裂。西ローマ帝国の滅亡は476年。千年以上続いた巨大国家も滅びた。多神教にお風呂好き。他民族のよいものを柔軟に取り入れ我が物にする。規模と位置は違えども日本との共通点も探せなくはない。昔の昔に栄えたその国に興味を持つのは、単なる道楽か、あるいは歴史の必然を学ぶためか?古代ローマの夏に彷徨い込んだ「私」が行うインタビュー。答えは如何にある?

  • Nat さん

    図書館本。カエサルが暗殺されたのは、ローマがどの方向に進むべきかという国家の基本方針をめぐっての対立が真の原因だった。頷ける!カエサルは殺されたが、後継者のアウグストゥスにその方針は引き継がれ、ローマは発展していく。他民族を支配するのではなく、他民族をローマ人にしその能力を活用することによって。「なぜローマは滅亡したのか。」本書では、ローマ人の気力の衰えとしているが、それは疑問に思う。何が原因で自信を喪失したのかという問いは有効かもしれないが。南川高志さんが述べるように他者への寛容の減少と排除が原因では?

  • zoe さん

    約20年の時を経て改訂。ローマは陸軍であったため、通常の海軍にない発想の、不細工だけど闘いに有利な設備を船に取り付けることができた。良いものは敵国の文化であろうが迷いなく導入する。自分がダメ出しをされているようなところが刺さります。

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人物・団体紹介

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塩野七生

1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の

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