アイドル論の教科書

塚田修一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784787234087
ISBN 10 : 4787234080
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
169p;19

内容詳細

AKB48が中心となって巻き起こしたアイドルブームは社会現象になり、アイドルはいまや文化として定着した―「国語」「歴史」「数学」「地理(都市)」といったトピックスからアイドル文化の知的な楽しみ方をレクチャーするアイドル研究のための入門講義。

目次 : 文系篇(アイドルと国語を考える―「カワイイ」が作る女性ファン/ アイドルと「卒業」を考える―アイドルの「時間」について/ 女性アイドル“ファン”の「歴史」を考える―あるいはアイドルファンのメディア史)/ 理系篇(アイドルの“アーキテクチャ”を学ぶ―次世代アイドルを設計しなさい/ アイドルの“数学”を学ぶ―アイドル現象にはまる理由を数学的に証明せよ/ アイドルの“都市空間”を学ぶ―どのようにして、秋葉原はABK48になったのか、論じなさい)

【著者紹介】
塚田修一 : 東京都生まれ。東京都市大学、大妻女子大学非常勤講師。専攻は社会学、文化研究

松田聡平 : 京都府生まれ。東進ハイスクール・東進衛星予備校・河合塾数学講師、(株)建築と数理代表。専攻は建築計画学、都市様相研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サイバーパンツ さん

    アイドルが好きだが語る言葉を持たない学生に向けた本。アイドルのアカデミックな論じ方を二人の著者が講義していく。文系編では女性ファンや卒業、ファン史など、理系編ではアーキテクチャ、数学、都市などの視点から論じる。どちらも面白く読めたが、内容自体にそこまで新鮮味はなく、色んな理論の使い方を実践で示したという感じ。

  • しゃん さん

    アイドルをあらゆる視点から考察した一冊。松田先生ファンとして買ってみたけど、だいぶマニアックに考察されてて所々言ってることについていけなかった…。興味深く読めたのは「マイノリティのアーキテクチャ」と「編集権限のアーキテクチャ」。

  • sayanu さん

    AKBグループを中心に、文系編と理系編に分けて文章化。やはりAKBに偏りすぎな見方はあるものの、様々な理論に言及するのをみるのは楽しかった。 男性アイドルへの言及はないので、ジャニーズはじめ韓流など論じてみたくなった。 全体的には消化不良感は否めない。が、そこまで追求する性質の本ではないのだろう。

  • 田中峰和 さん

    文系と理系2人の講師がそれぞれの切り口でアイドルを論じる。70年代に入り未成熟な可愛らしさで魅了する日本型のアイドルが全盛となった。アイドルの元祖、南沙織がデビューしたのは71年。歌や演技を批判されてもアイドルですからと言えば許されたのはこの頃からと阿久悠は語った。0年代後半からはAKB48の時代。総選挙や握手会という経済原理最優先のビジネスは一部ファンに見放され、その反動としてももクロの人気が形成された。ダンスや歌、ルックスのコンプレックスを語り、同情を引いて13年選挙で勝利した指原の戦略は見事だった。

  • そろばんや さん

    第2講が面白かった。引退と脱退を区別しない「卒業」という言葉は、おニャン子クラブによる発明であると。卒業は予見性が働く一方、脱退は唐突な途中離脱。しかし卒業にも欺瞞さと副作用。卒業システム自体をエンタメにしてしまう手法もある。

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