バシレウス 呂不韋伝

塚本史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140057032
ISBN 10 : 4140057033
フォーマット
出版社
発行年月
2019年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
315p;20

内容詳細

大商団を率いる呂不韋は少年王・政と共に平和な世を目指し動き出す―。果たして550年間続いた春秋戦国時代に終わりはくるのか!?

【著者紹介】
塚本青史 : 1949年、岡山県倉敷市生まれ。大阪で育つ。同志社大学文学部卒業後、印刷会社に勤務しながらイラストレーターとして活躍。96年、『霍去病』(河出書房新社)で文壇デビュー。『煬帝』(日本経済新聞出版社)で第1回歴史時代作家クラブ作品賞、『サテライト三国志』(日経BP社)で第2回野村胡堂文学賞を受賞している。父・塚本邦雄創刊歌誌「玲瓏」の発行人も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あも さん

    呂不韋。一介の商人から、中華一の強国・秦の宰相まで成り上がった男。価値なき筈の人質の王子を見て彼は言う。『奇貨置くべし』。彼が扱う商材は人と国。更に本作では、シルクロード以前から西方交易があったと設定。なんと呂不韋はアレクサンダー大王の孫。どんな融合を見せるかと思いきや、ディアドコイ戦争の話に筆が割かれ、中華の歴史は添え物感。若き呂不韋のオリジナルサクセスストーリーは、合従軍をサクッと撃退、俺達の戦いはこれからだ〜で、エンド。本筋と無関係に、やたらキングダムで活躍する人の名前が出てくる辺り狙ってますね〜。

  • まえぞう さん

    呂不韋というと始皇帝が想像されますか、本作はあくまでも呂不韋が中心です。アレキサンダー大王の金貨発見を手がかりに、呂不韋や始皇帝にも大王の血が流れているという仮説と、商人としての呂不韋の活躍が描かれていて、この時代のお話としては新鮮な感じがします。塚本さんお得意の宗教がかった話しも織り混ぜられていますが、こちらはちょっと気味が悪いです。風呂敷を一杯に広げてあるので、一冊ではちょっと短いと思いますが、書き下ろしでは仕方ないですね。

  • mitsu44 さん

    アレキサンドロス大王の血を引く呂不韋と秦王嬴政の母。呂不韋のエジプトまでの遠征と嬴政の父子楚への支援と成り上がり、五国合従軍との戦いまでを描く。キングダムに出てくる面々の役割どころは割と違うし、合従軍はキングダムには出てこない獣家という浮浪人たちが薄気味悪い。蕞を取り囲むところは実際に出てきた。そして呂不韋伝ではあるが、最後は合従軍戦の後にバシレウス(諸王の王)として起つ嬴政の言葉で終わる。若干読みづらかった

  • shikashika555 さん

    呂不韋は ソグド人であったのか。 目を見張る移動距離と経営スケールの大きさよ。若き呂不韋と共に 中国、パキスタン、アフガニスタン、イラン、イラク、シリア、ヨルダン、エジプトまで旅ができる。 経営者としての目の付け所も凄い。 職業集団の中で爪弾きにされている者、不遇を託つものを一本釣りしていく過程の描写が楽しい。 終章、やっと出てきた秦王政の演説が一番の要か。 政治的理念はそのまま宗教たりうる。オルテガの生きている死者という言葉が思い起こされた。 この著者の書く続編が読みたい。

  • 紫夏 さん

    バシレウスとは、ギリシャ語で皇帝の意味。この本では、秦の始皇帝のことかな。キングダム人気にあやかったと思われる登場人物がいっぱい。李信、楊端和の母親、桓騎の母親、羌瘣の父親、李牧、蒙驁、蒙武、麃公、張唐、王齕、胡傷、昌平君、李斯、昌文君、成蟜、…。長平の戦いで白起将軍が20万人の趙兵を生き埋めにした理由がわかった。趙を滅ぼそうとしたんだ。ちょっと登場人物が多すぎてさらっと読むには難しかった。2回読んだけど、2回目も最後はだれてしまった。

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