薬も過ぎれば毒となる 薬剤師・毒島花織の名推理 宝島社文庫

塔山郁

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800295057
ISBN 10 : 480029505X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
塔山郁 ,  
追加情報
:
255p;16

内容詳細

ホテルマンの水尾爽太は、処方薬を丹念に塗るも足の痒みがおさまらず、人知れず悩んでいた。薬をもらいに薬局へ行くと、毒島という女性薬剤師が症状を詳しく聞いてくる。そして眉間に皺を寄せ、医者の診断に疑問を持ち…。急激な眠気に襲われるホテル従業員、薬を過剰に要求してくる老人、ダイエット薬を格安で売る病院など、水尾は毒島とともに、薬にまつわる様々な事件に挑む!

【著者紹介】
塔山郁 : 1962年、千葉県生まれ。第7回『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞を受賞し、『毒殺魔の教室』にて2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • kou さん

    内服薬が、どうやって効くのか初めて知った。ストーリーも面白く、薬の知識も得られるから、凄く得した気分になった(笑)。近くに、こんな誠実で真摯な薬剤師が居てくれると心強いんだけどなぁ。

  • ひさか さん

    このミステリーがすごい!大賞作家書き下ろしBOOKvol.21(18年6月)笑わない薬剤師の健康診断、vol.23(12月)お節介な薬剤師の受診勧奨、書き下ろし不安な薬剤師の処方解析、怒れる薬剤師の疑義照会、の4つの連作短編を19年5月宝島文庫刊。シリーズ1作目。毒島、百目鬼、方波見、刑部と珍しい名前の登場人物のオンパレード。この理由は三話目で明らかに。なるほど。毒島さんの薬に関する探求と推理に恐れ入るが、自身のことに関して疎いところが微笑ましい。ホテルマンの水尾くんのトボけた役回りも楽しい。次作が楽しみ

  • kk さん

    真面目一本槍の薬剤師・毒島さんと、彼女をそこはかとなく慕うホテルマン・水尾くんが、お薬にまつわる謎を解きながらちょっとした事件を解決していくお話。ミステリーとしての出来栄えがどうなのかはkkには分かりませんが、薬を題材にした謎解きというところに新鮮なものを感じて興味深く読みました。キャラ的にも、毒島さんのプロ意識と正義感が小気味良いです。また、二人の距離感や水尾くんの気持ちの動き方が、とても好ましいものに思われました。

  • 五右衛門 さん

    読了。久しぶりの作家さんでした。以前の毒殺魔の教室依頼でした。前作は暗い感じでしたが今作はガラッと変わっており日常ミステリー的になっていました。今後主人公たちはどう進んでいくのですかね。お互いの過去もわかってきましたし。けれど最後はぎゃふんといわしてほしかったです。悪徳院長の泣きっ面が見たかったです。次回続編もあるのでスカッとできそうですかね。少し追いかけてみようかな。

  • mint☆ さん

    図書館で予約人気ランキングの上位に入っていたので借りた本。薬オタクの薬剤師、毒島さんとひょんなことから出会ったホテルマンの水尾くん。薬に関する事件を解決するライトなミステリー。読み始めは、そんな基本的なことがミステリーになる?と疑問でしたが流石にそれだけではなかったですね。毒島さんの家族のこと、二人の恋の行方が気になります。続きもあるようなので読んでみたい。

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