鬼と人と 信長と光秀 上 朝日時代小説文庫

堺屋太一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022649355
ISBN 10 : 4022649356
フォーマット
出版社
発行年月
2019年12月
日本
追加情報
:
296p;15

内容詳細

「俺の邪魔立てをする者は、何人たりとも容赦せぬ!」己が理想の国を目指し、天下布武に邁進する信長は、歯向かう者をことごとく葬り去っていく。その苛烈極まる戦いの中、光秀は信長に抗する自らの内なる声を聞く。その甘い響きは、やがて彼自身を蝕みはじめ…。

【著者紹介】
堺屋太一 : 1935年大阪府生まれ。東京大学経済学部卒業後、通商産業省入省。経済企画庁長官や内閣官房参与などを歴任。日本万国博覧会や沖縄国際海洋博覧会を企画し、実現した。75年、『油断!』でデビュー。2019年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 金吾 さん

    ◎信長と光秀の視野や感性の違いが全編を通じ押し寄せてくるような感じがします。同じ事象を見てここまで感じ方が違う上司と部下は悲劇だと思いました。光秀が徐々に病んでいく感じも印象的です。

  • 金吾 さん

    ◎信長、光秀の最後の数ヵ月の話です。二人の内面を独白で明らかにしており、どんどん食い違って行くのがよくわかります。実際はどうかわかりませんが、本当にこの本のような状態になっていったのかなと思えるくらいあり得る話に感じ面白いです。

  • まゆまゆ さん

    物語は天正十年三月。本能寺の変の約三ヶ月前から始まります。信長と光秀の一人称視点が交互に入れ替わり、同じ場面を信長と光秀視点で読めるので、二人の考え方、感じ方の違いなどが分かり面白いです。信長は短気なようで実はその頭では実に色々な事を考えているし、疑り深くて甘い考えもしない。一方光秀は優しく繊細で、少し悪く言えば甘いところがある。「骨を折った甲斐があった」と言った光秀がいきなり信長に怒られた場面なんかは、運が悪いとしか笑 ちょうどその時考え事をしていた信長の結論が「まるで骨折りが足りぬ」なんだもの😂

  • Mark X Japan さん

    同じことへの2人の告白です。物事のとらえ方が違うのは,考え方の違いなのか,立場の違いなのか,あるいは両方なのか。結末は分かっていますが,何処で結末に向けての決断をするのでしょうか。そこが下巻の山場です。☆:3.5

  • ちょび♪ さん

    感想は下巻で。

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人物・団体紹介

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堺屋太一

1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。60年、通商産業省(現経済産業省)入省。70年、日本で初となる万国博覧会開催を成功させる。75年、『油断!』で作家デビューを果たし、翌年、『団塊の世代』を発表。78年、通産省を退官し、執筆活動に専念。98年7月より経済企画庁長官、2000年12月より内閣

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