基本情報
内容詳細
「団塊の世代」が順次定年を迎えている。社会保障、雇用の観点から暗く捉えられがちな事実だが、「団塊」の名付け親である著者の考えは違う。実は彼らは年金兼業型労働が可能であり、自分の好きなことのために働くことのできる、黄金の世代なのだ。常に確かな目で近未来を見通してきた著者が、前向きな日本をいまこそ提示する。
目次 : 第1章 団塊の世代は日本を変えた(新時代を拓いた団塊の世代/ 官僚の予測はことごとく外れた)/ 第2章 団塊が創った「今の日本」(「特殊戦後型日本」とは/ 完璧な近代工業社会を築いた三本柱 ほか)/ 第3章 団塊の「倫理と美学」を解く(団塊の世代は歴史のどこにいるのか/ 新しい伝統―核家族と職縁社会 ほか)/ 第4章 団塊の世代がまた、「時代」を変える(団塊の世代―「定年」の経済学/ 団塊が創る高齢者市場 ほか)
【著者紹介】
堺屋太一 : 1935年大阪市に生れる。本名、池口小太郎。東京大学経済学部卒業とともに通商産業省に入省。日本万国博覧会を企画、開催。沖縄海洋博やサンシャイン計画にも携わった。78年通産省を退官、以来、テレビ、新聞雑誌等で幅広い執筆・講演活動を続ける。一方で、政府税制調査会委員、国会等移転審議会委員、財団法人大阪21世紀協会常任理事などを務め、98年小渕内閣の経済企画庁長官に就任。その後も東大先端研客員教授、愛知万博顧問などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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人物・団体紹介
堺屋太一
1935年、大阪府生まれ。東京大学経済学部卒。60年、通商産業省(現経済産業省)入省。70年、日本で初となる万国博覧会開催を成功させる。75年、『油断!』で作家デビューを果たし、翌年、『団塊の世代』を発表。78年、通産省を退官し、執筆活動に専念。98年7月より経済企画庁長官、2000年12月より内閣
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作成者:望月ハルヒさん
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