熱欲 刑事・鳴沢了 中公文庫

堂場瞬一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784122068537
ISBN 10 : 4122068533
フォーマット
出版社
発行年月
2020年03月
日本
追加情報
:
560p;16

内容詳細

これはただの詐欺事件ではない、殺人事件だ。青山署の生活安全課へと異動した鳴沢了は、「K社」の符号で呼ばれる出資詐欺グループを追う。事件は被害者の自殺、関係者の変死へとつながり、背後には中国系マフィアの存在が浮かび上がる。捜査が困難を窮める中、かつての友で、NY市警刑事である内藤七海が了に力を貸す。

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO さん

    鳴沢了シリーズ3作目です。再読ですがすっかり忘れていました。それにしても今気づいたんですが、1作目では同級生、2作目では警視庁の同僚、今回は米国学生時代の同室の友人の妹と女性がこんなに絡んでいるとは知りませんでした。青山警察の生活安全課で出資詐欺グループを追う事件ですが、ニューヨーク警察で仕事をしている留学時代のルームメートがかかわってきて解決します。やはり刑事課の方が面白い感じです。

  • のり さん

    青山署・生活安全課に移動した「鳴沢了」は、莫大な出資詐欺・DV被害・自殺、複数の事案に忙殺される。別々の事件が一本の線に繋がってくる。学生時代にアメリカ留学していた時の親友でNY市警の「内藤七海」も時を同じくし来日していた。来日の目的とは?出会いのきっかけは良くなかった「優美」。実は親友の妹だった。女運が良くない鳴沢にとって、今度は上手くいって欲しいと願う。この兄妹から目が離せなくなりそう。

  • かいちゃん さん

    途中で犯人は想像ついたが、本書は犯人を明らかにすることが目的ではないのであろう。七海との今後の絡みも楽しみである。

  • たーさん さん

    多摩署から青山署に異動した鳴沢了。刑事課ではなく生活安全課に籍を置くことに。 今回は出資詐欺事件とアメリカ留学時代の親友の内藤兄妹が鳴沢刑事に絡んできます。いけすかない男だなと思っていた鳴沢さんも意外と苦手意識は薄れてきたような。相棒の先輩刑事、横山さんは何となく「追跡捜査係」シリーズの西川さんの原型になったのかな?と思ってみたり。事件捜査もさることながら一人の男が悩みながら事件に食らいついていく様はしびれます。すっかり鳴沢シリーズにはまってしまいました(笑)

  • 米太郎 さん

    2作目から時間を空けてしまったので記憶は曖昧だが読了。DV事件に詐欺事件にと盛りだくさんだった。やはり鳴沢は刑事課のが合ってる感じがする。優美はこれからのキーパーソンかな

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人物・団体紹介

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堂場瞬一

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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