潜る女 アナザーフェイス 8 文春文庫

堂場瞬一

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167908034
ISBN 10 : 4167908034
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
追加情報
:
448p;16

内容詳細

知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留は元シンクロ選手でスポーツジムのインストラクター。真面目で魅力的な女性に見えるが、大友は得意の演技力で美智留に接近し、事件の裏に潜む複雑な事情に分け入っていく。大人気の警察小説シリーズ第8弾!

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年に『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    タイトルが今一つだったけれど、そこは大友鉄だもの期待しますよ〜しかし後山参事官が去り、捜一に完全復帰なのかと思ったら・・今回は二課の同期のお手伝い。そこでの、潜る女かぁ。本当に潜る女だったのね。結婚詐欺、今この時もどこかで起きていたりするんだろうな・・敦美でさえ騙されたのだ。仕方ないと思いつつも嫌な結末だった。敦美はきっと立ち直る!息子・優斗も成長してる、さぁ、鉄よ、そろそろ本格復帰と行きたいものです。次回を楽しみに待つとしよう。

  • KAZOO さん

    久しぶりにアナザーフェイスのシリーズを読みました。今回は結婚詐欺に関する話で、ある意味主人公の潜入捜査(あるいはおとり捜査)のような感じです。被害者女性がどのような感じを持つのか、主人公の同期の女性が説得をするときに悲痛な言葉が心に突き刺さります。いつもながら主人公と息子のやり取りはほっとさせてくれます。

  • Makoto Yamamoto さん

    今度の事件は結婚詐欺! これまで上からの引きもあって、総務課ながら捜査に加わっていたが、二人とも引退したが、知能犯を扱う捜査二課の同期・茂山から、結婚詐欺グループの一員と思しき女の内偵を依頼される。事件は複雑で最後は書名に相応しい場面も出てくる。  成長していく息子が頼もしい。

  • ゆみねこ さん

    結婚詐欺グループの一員と思しき女・荒川美智留の内偵を依頼された大友鉄。美智留の正体は…。何とも後味の悪い幕切れでした。そして高畑敦美の不調の原因、これは途中で予想できた。夏休みで佐久の実家に帰っていた優斗の成長、さて、この親子はこれからどうなって行くのかな?失踪課の高城や、ルーキーの一之瀬登場でニンマリ。

  • ひめ さん

    私にとって久しぶりの大友シリーズ。安定のシリーズなので、安心して読める。でも今回はなかなか真相がつかめず、どういう展開になるのかハラハラ。まさか高畑敦美が・・・。優斗くんが成長したのか、それとも思うところがあるのか、なぜ夏休みはずっと佐久に行こうと思ったのか、そこのところは次の回でわかるのかな。知らない作家さんの本を読む間に、馴染みの作家さんを読むとホッとします。

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堂場瞬一

1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。2000年、野球を題材にした『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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