モヤモヤしている女の子のための読書案内 14歳の世渡り術

堀越英美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309617268
ISBN 10 : 4309617263
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
216p;19

内容詳細

興味のないうわさ話を断ち切れない。…モヤってばかりの日々。人の価値は容姿じゃない。(と思うけれど言えない)「いい子」のふりをすることにうんざりしている女の子へ。44の悩み別に、心が軽くなる本を紹介します。

目次 : 1 自分にモヤモヤしたとき(マイナス思考から抜け出せない。―『絶望名人カフカの人生論』フランツ・カフカ/頭木弘樹編訳/ 将来の夢がありません。―『世にも奇妙な職業案内』『世にも奇妙な職業案内増感号』ナンシー・リカ・シフ ほか)/ 2 友だちにモヤモヤしたとき(男と女の前で態度が違う女子が嫌い。―『風と共に去りぬ』マーガレット・ミッチェル/ クラスメイトの会話がうわさ話や悪口ばかりでうんざり。―『友達の数は何人?』ロビン・ダンバー ほか)/ 3 学校にモヤモヤしたとき(変な校則を変えたいけど、声をあげたら浮きそうで怖い。―『みんなの「わがまま」入門』富永京子/ 一致団結を求められる学校行事が苦手。―『ファシズムの教室』田野大輔 ほか)/ 4 親・大人にモヤモヤしたとき(大人に反論すると「屁理屈をこねるな」と怒られます。―『ほとんど憲法』木村草太/ 性被害を打ち明けたら「気をつけなさい」と言われた。私が悪いの?―『おとめ六法』上谷さくら、岸本学 ほか)/ 5 勉強にモヤモヤしたとき(勉強する意味がわからない。―『お嬢さん放浪記』犬養道子/ 提出日ギリギリにならないと宿題に取りかかれない。―『予想どおりに不合理』ダン・アリエリー ほか)

【著者紹介】
堀越英美 : 1973年生まれ。文筆家。早稲田大学第一文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Aya Murakami さん

    図書館本 156ページ目のモヤモヤすることを言われてもすぐに言い返せないという項目の内容が印象深かった。 悩みを打ち明けられて「聞きたくなかった」と答えるずるい大人の汚い心の中には(耳かき一杯程度の)良心と責任感があるのですね。それのせいで相手を助けられない自分を好きになれず、受け入れられずズルい言葉をつかって相手を傷つけて悦に入るのですね。これはいいことを聞きました。早速うちの親父への精神攻撃レパートリーに入れておきます。ずるい相手の良心をえぐるのって楽しいですから。

  • ☆よいこ さん

    これこそ読書の楽しみよ。モヤってる日常から逃げたくて、でも楽しいだけじゃなくてなんか役立つ気がする読書を求めている人におすすめする。心がダークサイドに落ちている人向けてのがいい。女の子だけでなく全中学生にオススメしたいブックリスト[T:自分にモヤモヤ]将来の夢がない『世にも奇妙な職業案内』[U:友達にモヤモヤ]悪口にうんざり『友達の数は何人?』いじめ『風葬の教室』[V:学校にモヤモヤ]容姿コンプレックス[W:親・大人にモヤモヤ]人間に絶望『夜と霧』[X:勉強に]宿題『予想通りに不合理』▽次に読む本つき

  • フユコ さん

    著者の方の文章がフランクなんで凄く読みやすかったです。学生も読みやすいんじゃないかな、こういうふうに書かれると。本の紹介本はすきなので今回も面白かったです。こういうののおかげで読めた本があるしね_(:3 」∠)_茨木のり子さんに出会えたのはでかかった。素敵。

  • ネギっ子gen さん

    自身、友だち、親、学校など様々な人間関係の中で、いい子のふりにうんざりし、他人に打ち明けづらいモヤモヤを抱える女の子へ。多様な価値観に触れられる44の悩み別「読書」の 薦め。全114冊の紹介!【人前でキョドる自分が恥ずかしい】茨木のり子『茨木のり子集 言の葉1』。【つい他人と比べて落ち込んでしまいます】 水木しげる『水木サンの幸福論』。【推しが尊すぎてつらい】 ヤンソン「春のしらべ」(『ムーミン谷の仲間たち』所収)。「あんまりおまえさんが誰かを崇拝したら、ほんとの自由は得られないんだぜ」byスナフキン。⇒

  • いちろく さん

    女の子ではないですが、表紙の施川ユウキ絵に惹かれて手にとった本。14歳の少女や少年に勧めるには直球と感じたけれど(例えば、「人類に滅亡しました。」人向けに紹介されているのが『夜と霧』)、それは私の偏見かもしれません。 あとがきを読む限り、母親(著者)から娘(中学生)への、この本を通じたメッセージにも思えたので、微笑ましかったです。

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