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四季の名言 平凡社新書

坪内稔典

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582857993
ISBN 10 : 458285799X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2015
Japan

Content Description

古今東西の小説、詩や歌、俳句などから春夏秋冬別に112のユニークな「名言」を拾い、ネンテン流の俳味豊かな蘊蓄やエピソードを付す。言葉による歳時記として手元におきたい一冊。

【著者紹介】
坪内稔典 : 1944年愛媛県生まれ。俳人、日本文学研究者。代表句に「三月の甘納豆のうふふふふ」「たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ」「多分だが磯巾着は義理堅い」「びわ食べて君とつるりんしたいなあ」など。正岡子規研究の第一人者であり、京都教育大学・佛教大学名誉教授。俳句グループ「船団の会」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 新地学@児童書病発動中

    何気なく書店で手に取った本だったが、非常に良かった。帯には歳時記と書いてあるが、良く出来た言葉のアンソロジーとして読める。詩だけではなくて、小説やエッセイの一文も収録。読んだ小説の一文でもここに収録されることで、新たな魅力を発見することができた。言葉は人間の心を一瞬にして変える力を持っていることを、改めて実感させてくれる良著。「ひとりの火をつくる」(山頭火)、「雲雀の鳴くのは口で鳴くのではない、魂全体が鳴くのだ」(漱石)、「日本人にとっての未来は子供であった」(宮本常一)の3つが私のベスト。

  • らみー

    知っているものも結構あったけれど、四季を意識して読むと、また別の印象になって面白かったです。お気に入りは、春の名言「「サヨナラ」ダケガ人生ダ」、冬の名言「こころよ では いつておいで」。収録されている名言を探すために、出典の作品を読み返したいです。

  • 隠居

    みっしり入ってこの手の本では充実。

  • 枝毛

    名言集というよりもエッセイだった(あとがきにも書いてあった)。いろんなところから広く名言をとっているので、すごく読書家だなあと感じる反面、読みきってない(読んでると寝ちゃうとか)本からも平気で引いてたり、本を船にのって買いにいき、帰りにどきどきしながら読んだ瑞々しい少年時代のエピソードなどから、なかなか愛嬌のある方なんだなと思った。

  • おやき

    私の一番好きな書評. 1フレーズ+解説見開き分. 著者の坪内稔典は1944年生の俳人で, "三月の甘納豆のうふふふふ”は確かに中学時代に国語資料集で見たような気がする. 小説や詩,邦・洋・中など多彩な作品を紹介している.作者の来歴や他の代表作,作品の概要,フレーズの味わい方を,わかりやすい言葉で教えてくれる. 特に,詩は中学以来読むのを諦めていたけれど,この本を読んでいると,詩を楽しむ感性が戻ってきた気になってしまう. 久々に藤村を読もうか…

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