終わっている臓器 もはや不要なのに存在する人体パーツ21の秘密

坂井建雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198647612
ISBN 10 : 4198647615
フォーマット
出版社
発行年月
2019年01月
日本
追加情報
:
191p;19

内容詳細

人体の不思議 本当にいらないの?いらないのにどうして残っているの?

【著者紹介】
坂井建雄 : 順天堂大学医学部教授。1953年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部解剖学教室助手、助教授を経て1990年より現職。主な研究は人体解剖学、腎臓と血管の細胞生物学、医学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ☆よいこ さん

    順天堂大学の教授が監修した、人体の不思議について書かれたもの。進化について興味深い。@鋤鼻器(じょびき):フェロモンを感じるA第三眼瞼(がんけん):瞬膜Bダーウィン結節:耳のとんがりC盲腸D体毛E足の第5関節F副鼻腔G鰓弓器官(さいきゅうきかん):エラH親知らずI頚肋骨J13番目の肋骨K尾骨L耳介筋M鎖骨下筋N長掌筋O立毛筋P足底筋Q錐体筋(すいたいきん)R男性の乳首S男性の子宮跡:タマのような赤ちゃんを産んだお袋さんw㉑女性の精管跡▽退化器官と痕跡器官がある。転用も多い。▽漢字が難しい。2019年刊

  • あじ さん

    ご存知でしょうか、私たち人間は【21個もの無用な臓器】を大切に持ち歩いているということを。例えばよく知られているのが“親知らず”ですが、医学の発達により移植が可能になったそうです(特例)。また切らなければならなかった“虫垂炎”も今では温存する傾向へ。なんと切除したことにより◯◯ガンのリスクが2.1倍も高まる事が分かったのです。沈黙する臓器たちの活躍を振り返りつつ、時に意外な可能性で驚かせてくれる人体のお話。◆図解は後出しではなく、前出しにしたほうが親切だったかも。蔵書印

  • 紫陽花と雨 さん

    タイトルがとても面白そうで手に取りました。「あぁ、なるほど!親知らずとか盲腸とか尾骨とかだよね、他に何があるの?」と興味わくわく。タイトルと内容はいいのですが、ちょっと残念なのは中身がほぼ文章のみなのでもう少し図や絵が欲しかったです、人体に詳しくないとその名称だけでどこのことかわからない!(特に肋骨)亀の甲羅が肋骨の転用とか、退化して意味をなくした副鼻腔の話とかとても興味深かったので図解があればなーと読んでいて何度も思いました。再編して図解や絵を多くして子ども向けとか作っても面白いのにな。

  • HMax さん

    鳥はどうして窓にぶつかるのか? 足の小指、どうしてぶつけてしまうのか? 地獄谷のサル、どうして湯冷めしないのか? 人の髪の毛も秋に生え変わっているそうです。薄毛の人も生え変わっているのでしょうか。それにしても、もっと写真や真面目なイラストを入れてほしかった。検索しながらの読書で予想外に時間がかかった。

  • Sato さん

    めちゃくちゃ面白かった。ただ筋肉や骨の話はどこにあるものなのかイメージできなかったので、解剖図があればさらに面白く読めたはず。5億5千万年ほどの進化の歴史の間に不要になり、その痕跡だけが残ってる臓器がある。男性の乳首、体毛、盲腸、尾骨、副鼻腔など昔は大活躍した臓器が無用になって小さくなったり、痕跡だけになったり、中には別の機能に転用されたりしている。そんな「終わってる」臓器も移植医療が進み、不要なはずの筋肉や骨、親知らずがまた役に立っているところが興味深い。やはり本当に不要なものはこの体の中にはないのだ。

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人物・団体紹介

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坂井建雄

医学博士。1953(昭和28)年大阪府生まれ。1978(昭和53)年東京大学医学部医学科卒業。ハイデルベルグ大学研究員、東京大学医学部(解剖学)助教授、順天堂大学医学部(解剖学)教授を経て、順天堂大学医学部客員教授

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