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ザ・パーフェクト?日本初の恐竜全身骨格発掘記 ハドロサウルス発見から進化の謎まで

土屋健

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784416616369
ISBN 10 : 4416616368
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

そこには尻尾から頭でつながった状態で残されていた。日本初の恐竜全身骨格発掘記。

目次 : 第1部 むかわ町穂別(ワニの化石だと思っていた―堀田良幸/ 北海道フィールド ほか)/ 第2部 恐竜化石(恐竜とは何か/ 日本の恐竜たち ほか)/ 第3部 発掘(化石を発掘するとは/ 北海道として例がない―櫻井和彦その2 ほか)/ 第4部 ハドロサウルス類(白亜紀後期という時代/ 穂別の恐竜の“正体” ほか)/ 第5部 これから(むかわ町のこれから―竹中喜之/ 恐竜化石のこれから―小林快次その4 ほか)

【著者紹介】
土屋健 : オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • kinkin

    北海道における日本初の恐竜全身骨格発掘記。むかわ町穂別で2003年恐竜の化石が発見された。尾椎骨のほぼ完全な状態のものだった。穂別というところは古くからアンモナイトの産地。12名の発掘に関わった研究員の活躍ぶりや恐竜の基本的なことや発掘からクリーニングに至る一連の工程についても書かれている。クリーニングというのは割と簡単にできると思っていたが繊細な取扱と知識が要求されることと時間のかかることやノジュールという化石が含まれた石の運搬、時にはヒグマと遭遇しかねない大変な作業をこの本で知ることができた。

  • たまきら

    日本は中生代は海だった。恐竜の化石はでない・・・小さい頃から恐竜の本を読めばそう書かれているので、専門家の佐藤たまきさんのご指摘があるまで海竜と思われてたのも仕方ないのかもしれないけど、自分的にはカモハシ竜より海竜の方がかっこいいのにな、とか思ったり。とにかく臨場感のある楽しいルポなので、これを読んでワクワクして古生物学を目指す人が増えたらいいな!しかし・・・エゾヒグマを警戒しつつの発掘かあ・・・。

  • ふ〜@豆板醤

    4!立ち読みにて。久々のワクワク感。全身骨格が北海道で見つかったなんて!!むかわ町行かなくちゃ!!小林先生すごい。古生物を研究するようになった経緯からドラマチック。それほど心惹かれるものがあるのって素晴らしい!化石の勉強再開しようかなー発掘ボランティアの募集探してみる!

  • イノ

    北海道むかわ町で日本初の全身恐竜発掘記録。と、それに関わった9人の生い立ちからの物語。 骨が風化しないようにスポイトで垂らして半年、 周りの岩を削るのに時に大胆に時に繊細に数ヶ月かけたり とにかく丁寧に時間をかけて形を掘り出していく。 人間ドラマとロマンが溢れてて知らない世界を知れてとても面白かった!  映画化したらいいのに。 ちょうど読み終わった日に公開してて運命を感じたw

  • さっと

    むかわ町穂別地区(旧穂別町)で発掘されたカムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の発掘記。日本国内で全身骨格が見つかることは非常に珍しいとのことで、だいたいのあらましはNHKスペシャルで見た記憶があったが、改めて読むと実にドラマチックである。最初の部分化石の発見は2003年、首長竜の化石ではないと判断されて本格的な恐竜発掘に動き出すのが2011年。2013、2014年の本格調査を受けて、刊行当時(2016年)でもクリーニング途中。新属新種と認められて冒頭の学名をいただくのは2019年のことである。

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